イライラ時期にもらった手紙
ホルモンバランス的な意味で不調。イライラがすごい。このイライラ症状、産後になって出るようになったように思う。嫌になっちゃ...

かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2026年3月2日
今日のことを書こうか書くまいか、悩んでいる自分がいた。ただ、私がリアルな「日記」を書くにあたり、今日のことを書かないで自分を書いていると言えるかと思ったら、それは違うし、そもそもそれは自分の中で「日記」として成り立たないと思って。やはり書くことにした。

木曜の夜、自宅で妊娠検査薬を使ったところあまりにもくっきりと縦線が。「えええ?」という驚きと「そうだよね」という気持ちと、ふたつの全く相反する思いが自分のなかに押し寄せている。
我が家の第三子に関するスタンスは、以前にも書いたことがあった気がする。私以外の3名(夫、長男、次男)はことあるごとに「赤ちゃんがきてほしい」と話していた。そこに踏み込めずにいた理由は何かというと、紛れもなく私自身の覚悟がなかったから。それ一点。子どもを産むということで変わる全ての生活に対して覚悟を決めきれなかった。
それでもしつこいくらいにニューメンバーに対して期待を寄せている3名の心は折れなかった。兄は「赤ちゃんのお世話をしたい」と言って、実際友人の小さな子どもと会う時はすごく喜んでいたし、弟は「自分も兄になりたい」と具体的になりたい自分像を思い描いていた。
とはいえ授かりものだからと思って、揺れ動いていたけれど、神様に我が家の男性陣の願いが届いたのであろう。目の前に表れた水色の縦線は、その願いが結実したことを表していた。
今日は仕事を休み、夫と病院へ行ってきた。久しぶりに見る自分のお腹の中は数年前と同じく黒い画面としてモニターに映し出されている。そこにちいさな豆のようなものがひとつ。「2mmくらいですね」と言われ「もう少しアップにしますね」と先生が操作をするとピコピコと動くものが見えた。それを見た時に、月並みな表現だけど、どうしたって感動したし、うまく表現できないのだけれど「ああ、これがもう全部答えだな」みたいな気持ちになった。
夫は単身赴任だし、実家も地方、自分も毎日出社しているし、高齢出産だし、家は狭いし、息子たちは小学生になり里帰り出産はできないし、冷静になればもう、何をどうするわけよ!?とつっこみどころしかない。人生ハードモードへ突っ込んでいる自覚がないわけじゃない。だけどそんなのを全て吹き飛ばす、小さいけれど、逞しすぎるしっかりとしたピコンピコンだった。これは正義の心拍だと思った。覚悟したし、答えだと思った。
我が家を選んで産まれてきてくれることを決めた2mmのあなたよ、どうか最後まで元気にお腹の中で育ってほしい。外の世界ではあなたを待ち望んで待ち望んで仕方ない人がたくさん待ち構えているから。
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