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    風早草子

    風早草子
    カザハヤソウシ

    保冷剤巻きマフラータオル

    またこれを使う季節になった。保冷剤をマフラータオルで包んで首に巻く。

    家から駅まで自転車で7〜8分。少し勾配はあるが、坂というほどではない。それでも自転車を漕ぐと体が温まってしまい、駅について汗がひどい。それを緩和するために色々試行錯誤して、このやり方に現状至っている。

    首の後ろに保冷剤が当たるようにタオルはしっかり巻く。ここを冷やすと、少なくとも頭から顔にしたたる汗はかなり抑えられる。タオルは汗を拭くのにも使える。

    自転車から降りて外してしまえば、何食わぬ顔で普通の通勤サラリーマンになれる。ただ、この保冷剤の効果、電車をホームで待つ間の快適性も大きくて、なかなか外す気になれない。冷房の効いた電車が来る前のホームは暑くてやはりすぐに汗が滴り落ちてきてしまう。保冷剤を強く首に押し付けると、明らかに顔面の火照りがおさまる。

    なので、ホームでも、電車に乗ってからもしばらくはタオルを首に巻いている。周りの人からは変な人だと見られているだろうが、迷惑はかかっていないと思うので、自分の快適性を優先。

    ちなみに首に巻くには細くて長いマフラータオルが向いてます。普通にタオルだとやや短くてやや首に巻きにくい。そして幅があり過ぎて保冷剤を二重くらいに包んでしまい、冷えが首に伝わりにくくなる。しかし、このタオル、日赤の献血のものだな。誰がどこで貰ってきたのか?

    町内では夏空が似合うノウゼンカズラの花が満開で本格的な夏の到来の雰囲気。

    書き手

    海秋紗

    海秋紗

    神奈川県葉山町/57歳

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