30年商店:ロゴ

お便りフォーム

    お名前(ニックネーム)*

    Eメール*

    宛先*

    メッセージ*

    風早草子

    風早草子
    カザハヤソウシ

    夕刊配達終了に思う

    父が新聞記者だったため、新聞にはそれなりに思い入れがある。 ただこれだけネットが発達すると、紙媒体の需要が減るのは当然だ。

    新聞とか放送とか、従来のマスコミというのは、ある意味巨大な装置産業だ。毎日何百万部もの紙を印刷する輪転機はものすごく高価だし、それを一戸一戸に配達する配送網、販売店と配達員を維持するのにも莫大なコストがかかる。

    放送局にしても電波を届ける施設を構築して維持するには多大なコストを費やしている。
    それがあってこそ、マスメディアとしての影響力を持っていたのだが、今は誰もがスマホ一台で動画すら発信できてしまう時代だし、大概のニュースは新聞やテレビを見なくてもネットで入手できる。

    ただ、ネットでニュースがわかる、誰もがスマホで発信できる、という話と、誰がニュースを発掘して取材するのか?というのは、話が別なのだけど。

    子どもたちに正しくニュースやネット情報を見るリテラシーを教えるのは教育の重要な課題だと思うが、ネットに踊らされている大人がすでに多い今の世の中、なかなか難しい。

    書き手

    海秋紗

    海秋紗

    神奈川県葉山町/57歳

    ©30YEARS ARCADE