高校説明会
あまり勉強は得意ではなく、目指したい進路も定まっていない中学生双子。 まだ2年生だが、進路を考えさせる意味でも、どんな高...
風早草子
カザハヤソウシ
2024年7月23日
中学生野球部の夏が終わった。
序盤は頑張って接戦だったが、後半地力の差が出て得点を重ねられ、残念ながらコールド負け。相手は部員が50人くらいいそうな私立でレギュラー選手は皆大きかった。
よく四球を選んでランナーは出したものの、もう一本がなかなか出ず、チームとしてはヒット1本で無得点だから完敗。でも守備はエラー0で頑張っていた。
試合後、3年生に加えて若い顧問の先生も泣いていた。そして珍しくうちの双子1号も泣いていた。ヒットを打てずに負けたのが悔しかったそうな。3年生と一緒に試合をするのが最後で悲しいのもあるのだろう。
トーナメント方式の野球の大会は、優勝するチーム以外は、すべて終わりが敗戦になる。ある意味残酷な仕組みだが、涙が出るほどの悔しさは、なかなか味わえないもの。きっといい経験になるのだろう。
でも参加チームの約半分は、一つも勝てずに大会を去る。それに比べれば、君たちは先週の試合に勝って、この立派なスタジアムで行われる準々決勝まで来たのだから、胸を張っていいよ。
神奈川県葉山町/57歳