高校生の部屋で
本日は朝の9時から17時半までzoom研修。 さすがに出勤する意味がないので在宅勤務。 ただ夏休みで中学生も野球部練習は...
風早草子
カザハヤソウシ
2024年8月13日
高校生次男の野球部の練習試合見物へ。
場所は戸塚の県立高校。スマホの地図を確認しつつ、バイクで何とかたどり着く。
葉山からだと環状4号線で向かう戸塚方面。仕事やレジャーで行く用事は全くないが、少年野球の試合会場はこちらが多く、神奈川に来て11年になるが、何十回と車で行った。薬大スタジアムとか、境川遊水池とか。国道1号の原宿交差点とか。
少年野球の試合会場はそれなりに遠い上、交通の便の悪いところが多いため、だいたい保護者が車を出して、子供達を乗せて行く。いわゆる「車出し」というやつだ。うちの妻も長男の時にやっていたが、とりまとめるキャプテンのお母さんは大変。なので、次男、その下の双子の時も、外せない用事がない限り、なるべく車出しには協力するようにしてきた。我が家の車は8人乗りなので、選手7人乗車可能で貢献度も高い。
コーチの方針で、遠征の時、子どもは自分の家の車に乗らないことになっていたので、毎回、よその子ども6〜7人。そこまで親しいわけでもないので、「お願いします!」と乗車した後は、小学生同士のトークが車内で展開される。試合に向かってテンションMAXの小学生のバカ話はとてもうるさいが、ある意味面白いと言えば面白い。女の子が意外と気が強かったり、小学生が笑うツボはここか?みたいな発見があったり。
ただ環状4号線は休日夕方に結構混む道で、炎天下一日試合を見守った後、渋滞を帰るのはなかなか苦行だった。ただ、うちの場合、車出しの担当にならない限り、子どもの試合は見に行かないので、結果的に協力した回数分は自分の子どもの試合は見てやれたのは良かったと思っている。
子どもの試合をどのくらい熱心に見に行くか、というのは保護者の意識にかなり差があり、それが子どものスポーツの難しいところ。
うちの妻は長男以降は、仕事の関係もありほとんど試合を見に行ってなかったが、他の子どものお母さんはほぼ毎試合全員集合していた。また車出し担当ではなくても、毎回バイクで欠かさず見にくるお父さんもいるし、夫婦と弟妹で欠かさず見に来る家族もいる。(この場合、よその子が乗る余地がなくて選手担当にはならない)
熱心な保護者が多いと、卒団記念アルバムを作りましょう、とかコーチにお礼の記念品を、みたいなことが企画され、それが次代にも引き継がれてしまうので、負担感が増していく。
我が家の場合、野球は子どもがやりたいというからやらせているだけで、親が頼んでやってもらっているわけではない、というスタンス。だからユニフォームに背番号を縫い付けるのも、スライディングで真っ黒になったユニフォームの泥を落とすのも、小学生の時から自分たちでやらせている。子どもが5人いるので、親がやっていられない、ということもあるのだが、子どものスポーツに関しての保護者の負担、という考え方に結構、他の保護者とギャップがあり、難しい。
で、次男の高校野球部。
ここ数年、一回戦負けが続いている弱小県立高校なのだが、野球部というのはなぜかこういうチームでも保護者会なる組織があって、父母に役割が割り振られる仕組みになっている。夏大会の際の吹奏楽部世話係とか、OB連絡担当とか。日々の練習試合でも遠征の際に持ってくる冷却用のブロック氷の担当とかが、なぜか保護者のLINEで回ってくる。
もう高校生なんだし、生徒たちで運営すればいいのでは?と思っており、長男が高校で野球部に入った当初から、色々提案して、戦ってきたのだが、これがまた険しい道のり。
そう、高校野球の保護者がまた皆さん熱心で、高校野球をやってくれている息子ラブ、みたいな方が多いのである。
高校生になると、練習試合の相手は遠くの高校になることも多いが、さすがに自分たちで電車バスで行くので、保護者の役割はない。しかし、これを毎回見に行く保護者がかなり多い。
今回も炎天下の中、行ってみると10人以上の父母の姿。みなさんご熱心だ。
次男もスタメンで出ていたし、試合そのものは見物すればそれなりに面白いが、自分は毎回は見に行かなくてもいいと思う。
ちなみに試合は次男の高校が10対5で快勝していた。
子どものスポーツを見に行くと、毎度色々積年のモヤモヤが出てくるものだ。時間のある夏休みなのでここに記録しておく。
体を冷やすために夕方は中学生と海へ。
台風の影響で波が立っているため、ボディボードを持って森戸海岸より波が大きい一色海岸へ。
予想通り大波が間断なく押し寄せていて波に乗り放題。30分ほどでヘトヘト。心地よい疲労感だった。
神奈川県葉山町/57歳