まさかの双子大活躍 涙(笑)
中二双子野球部の夏の大会初戦である。 負ければおしまいで3年生は引退。葉山の小さな中学校の弱小野球部とはいえ、3年間頑張...
風早草子
カザハヤソウシ
2024年9月22日
恒例の出張先ランニング。
富山はこれまで何度か通ったことはあるが、目的地として訪ねたのは初めて。いろいろ見たり、気になったり、興味を持ったものが多すぎる。でも、面白く感じたことは記録しておきたいタイプなので、なるべく日記に書いておきたい。情報量が多すぎそうだが、ザクっと書きます。(それ書いてる場合か?仕事しなくていいのか?というセルフツッコミ、あくまで休憩時間に、ということに)
今回は行きの新幹線でもずっと仕事をしていたため、ほぼ下調べなしで富山入り。朝、走り出す前に目的地を考え、北前船の時代に栄えた岩瀬という地区に向かうことにした。廻船問屋の屋敷や古い街並みが残るらしい。
だが、富山というと神通川が流れている。イタイイタイ病で知られるこの川も見たいので、まっすぐ岩瀬に向かわず、西に向かって神通川を渡り、西岸の田園地帯を走る。
富山、全体的に土地が平らで広い。富山駅も北側は空き地みたいなのが多くて土地に余裕がありそう。車が3台置いてある広い家が多い。北関東的な車社会の雰囲気。
豊かな稲作地帯というイメージだが、途中にあった神社の説明を読むと、用水を確保するのに江戸時代、苦労があったらしい。
富山に来る途中の車窓からは、黄金色の田んぼを多く見たが、富山はもう稲刈りがほとんど終わっている。大豆畑が意外と多くてそれはまだ収穫前。調べると大豆の作付けや収穫量は全国でも上位らしい。
途中で見かけたスーパー。ローカルチェーンなのだろうが、読み方が気になり調べると「バロー」。東海地方が拠点で近畿から北陸まで展開しているらしい。
そんなこんな見ながら走ってようやく岩瀬へ。廻船問屋の屋敷が並ぶ通りはいい風情。店の裏が船着場になっていたそうな。
ひと通り見物して、ナイキのランアプリを見ると走行距離12キロ。案外走った。そろそろ戻ろうと、地図アプリにホテルを入れると約6キロ。走れないことはないが、案外あるな、と思っていたら、目の前に線路が。そう、富山といえばこれだった。ライトレール?
コンパクトシティを目指して2000年代に入ってから開業して、当時かなりメディアなどで取り上げられて話題になった。岩瀬から一直線に富山駅方面に行く模様。ホームに人がいるので、さほど待たずに電車は来るだろうと乗ることに。ランニングする時はスマホと共に小銭代わりにPASMOも持っているのでこれで乗れるだろう。
ほどなく電車が来て乗車。土曜日の朝だが、結構人が乗ってきて途中で満席。体が汗臭そうで周りの人にちょっと申し訳ない。
ちなみに岩瀬から富山駅に行くこのライトレールは、駅の反対側、市の中心部の路面電車と2020年に経営統合したそうな。それで現在は、駅を突き抜けてそのまま市街へ直行するようになっている。確かに行先は大学前となっている。富山駅から南に二つ行くと県庁前の電停がある。通勤にも便利そう。私は富山駅で降りたが、多くの客はさらにその先に行くようだった。そして料金はどこまで乗っても210円。安いと思う。
車社会度が高そうな富山でこれが運行されているのは興味深い。乗れてよかった。そういえば最近宇都宮でも同じようなのが始まったというニュースがあったが、富山を参考にしたのだろうな。
ちなみに富山駅の一個前の電停にインテック本社前というのがあった。富山に新幹線で着く時から、一際目を引く高いビルがあり、なんだろうと思っていたが、それがインテックという会社の本社だった。調べると、独立系のシステムインテグレーターとある。知らなかったが、そちらの世界では有名な会社らしい。覚えておこう。
他にもいろいろ見て写真も撮ったが、書くのはこれくらいにしよう。
帰る前に富山駅に行くと、さまざまな装束を着た集団がいた。富山まつりという祭の当日だった。いわゆるよさこい系の祭らしい。以前は8月にやっていたのが熱中症対策で近年この時期に移ったらしい。それでも今年は30度超だ。
ただ北陸は三連休天気が悪そうという予報だった。
帰りの新幹線でニュースを見ると能登で大雨。心が痛い。
神奈川県葉山町/57歳