帰宅、そして野球のはしご
序盤でホテル泊3日というカードを切ってしまったが、それは有効に活かせた。金曜日である程度、形が見えたので、土曜日は朝、確...
風早草子
カザハヤソウシ
2024年11月24日
写真とタイトルが合ってないように見えるが、この魚を捌きながら中学生たちの話を聞いていた、という話。
中学生も高校生も試験前で部活が休止。朝から勉強すればいいと思うが、部活が休みだと昼近くまで起きてこない。妻は東京で仕事ということで朝、駅まで送る。夕食は任される。で、寝てる子どもたちを家に残して、佐島に向けてランニング。
寒くなった。富士山も真っ白。ウエアは上下ウィンドブレーカーで手袋も装着。
浄楽寺朝市の魚屋をのぞくと、イサキが格安。夏が旬とされる魚だから、この季節になると人気がないのか?サイズもそれなりにあるのだが。これは300円分取り置き。
あとイトヒキアジの大きいのが入っていた。スーパーにはまず並ばない魚だが、佐島の魚屋にはよく入る。皮付きで刺身にするとうまい、というweb記事を見たので、試してみようと2尾。
さらに佐島の定置網に入ったキハダマグロを親父さんが勧めるので、これも買う。これは腹側の大トロに当たる部位を一柵。1400円。妻が作ったお惣菜が冷蔵庫に色々あるので、これだけ買えば、夕食はもう十分だろう。
数日前から双子2号が「今度の週末、友達を家に呼んで勉強してもいい?」と妻に聞いていた。「私はいないから他の人に聞いて」ということで、長女と次男の了解を得て、午後、友達が試験勉強をしにくるそうな。場所は必然的に一階のリビングになるため、長女と次男は2階の自分の部屋に閉じ籠る。
どんな子が来るのか?と思っていたら、男子1名女子2名がやってきた。上の子たちにはなかった行動パターンだな。我が家の双子と合わせて5人がダイニングテーブルに並んで勉強を始めた。
トーさんはイサキとイトヒキアジを捌いてしまなければならないので、「気にしないでね」と言って台所で作業。当然中学生の会話を聞くことになる。中学2年生、かわいくておもろい。
男子1名と女子1名は、しっかりしてて勉強できそう。我が家の双子と女子1名は集中力低め。分からないところは友達に教えてもらったりしてる。その会話がまた面白い。
「これは□□だから、こうなるわけ。」「ふーん」「で、こっちは△△だから、そうなるわけ」「ふーん」、「○○ちゃんがさっきから、ふーん、しか言ってないから、絶対分かってないよ!笑」みたいな感じ。
「あー、もう私、今度の試験は諦めた!、次を頑張る!」諦めるの早すぎだろ。笑。
飽きてくると、突然クイズが始まる。
「早押しクイズです!○○は何でしょうか?」
「□□!」「△△!」
「早押しクイズなんだからいきなり答えを言わないで!」
もはやコントだ。
1時間勉強したら持ってきたお菓子を食べるおやつ休憩。そして5時まで勉強?コント?してみんな帰っていった。勉強になったのだろうか?でも仲良さそうで楽しそうだった。中学生かわいい。
夕食は予定通り刺身中心で。皮付きのイトヒキアジも格安のイサキもおいしかった。でもやはり一番人気はキハダマグロだった。ほどよい脂で絶品。米は6号炊いたが、中高生があっという間に全部食べてしまった。最近、適切な炊飯の量が分からなくなっている。
神奈川県葉山町/57歳