指宿!
鹿児島も好天続きでお正月休暇満喫中。2日は開聞岳が絶景の指宿。指宿と言えば、温泉の熱が伝わる海岸の砂に埋まる砂むしだ。こ...
風早草子
カザハヤソウシ
2024年12月22日
午前練がある中学生以外、朝が早くない土曜日。他の人はゆっくり寝ている。双子におにぎりを持たせて見送ったあと、缶、紙パック、ダンボールゴミを収集所に出してランニングへ。
天気が良くて穏やか。腰の痛みも治ったので、歯を抜いてから抑えていた距離を伸ばして、久しぶりに佐島往復の18キロコースを走る。
今日はウミアイサ軍団が秋谷海岸で展開中。100羽くらいの群れが、飛び回るユリカモメの群れと一緒に魚群を追って、海上を駆け回っている。ユリカモメが新たな魚群を見つけて集まると、ウミアイサたちも海面を駆けて離陸してその鳥山に殺到、着水と同時に次々海中にダイブして行く。ダイナミックでエネルギッシュで見ていて飽きない。この迫力をカメラで狙いたいと思っているのだけど、一眼レフを持って出かけた時に、天気と光の条件、鳥の距離が揃うことは滅多になくて、いい写真を撮るのは難しい。いつか来るチャンスを待ちたい。ただ写真を考えず、肉眼で見物するだけなら、この季節、朝海岸を長距離走れば、どこかで見られる。
久しぶりにきた浄楽寺朝市の魚屋さん。この季節になってもシイラが並んでいる。定置網に入るのだろう。南方系の魚だが、海水温がまだ高いのだろうか?不人気魚である上に季節外れのためか、これがまた格安。1匹ではなくて一カゴ300円。こうなったら野球部男子のタンパク源として買うしかない。二カゴ取り置き頼んで家に帰る。
魚屋へ戻ろうとバイクで家を出たところ、朝の穏やかな天候から一転、雲行きが怪しくなり、爆風が吹き始める。海沿いはバイクで走るとちょっと怖いくらいの突風。店の前などに止めてある自転車がことごとく倒れている。
午後もどこかに遊びに行こうと思っていたが、天気が大荒れなので、シイラを捌く。中小合わせて7匹。捌いたあとの身の量で1.5キロあった。
部活から帰った双子に手伝ってもらってパン粉を付けてフライ化して夕食の準備完了。あとは家で雑事を片付ける休日だ。
次男は高校野球部が珍しく完全オフ。本当はこの休みを利用してスポーツメーカー勤務の私の兄と新しいグラブを買いに行くはずだったが、兄がインフルでキャンセル。次男は無為な休みを満喫していた。長女はこの爆風の中、ピザ配達バイトへ。ご苦労さん。
タルタルソース乗せて食べる揚げたての魚フライとビールは最高。平和な休日でした。
以下、おまけ。
私は早朝、皆さんの日記を読んでから、前日の日記を打っているが、今朝はかきぬまさんの「サンタからの委託業務」というフレーズに笑ってしまった。我が家はサンタとの契約はもう終了して現在は「新しいダウンが欲しい」とか、現実的な要望が直接来る状況。でも業務委託時代は大変だったな。小さい頃、上の3人はせっせとサンタへの手紙を書いて三段ベッドに貼り付けていた。物欲旺盛だった次男は、5月の自分の誕生日を過ぎるともうサンタへの手紙を書いていた。まだ幼稚園児だった彼の字を覚えたいというモチベーションはほとんどサンタへの物欲だったかも。「ぼくがほしいのは○○です サンタさんわかりましたか」みたいな手紙がいつも貼ってあって、欲しいものが変わると時々更新されていた。その希望を全部汲むほど、我が家のサンタは甘くはなかったが。
そんな手紙の写真も確か撮っているはず、とiPadを探ったが、見つからなかった。まだスマホ、タブレットを持つ前だったかもしれない。代わりに数日前日記に書いた「妻インフル、私出張」というピンチの時に長女が書いたメモの写真が見つかった。
この前の日記を読んだ妻によると、当時長女は「大丈夫、ピンチの時の練習になるからちょうどいいよ!」と言って弟たちを指揮して色々やっていたらしい。妻は熱に苦しみながら(練習じゃなくて今がそのピンチ本番なんじゃないか?)と思っていたそうな。
神奈川県葉山町/57歳