忙しい日曜日
最高気温が17度、という予報なので、ウィンドブレーカーをやめて、短パンTシャツタイツでランニングへ。水路の上には蚊柱が立...
風早草子
カザハヤソウシ
2025年1月5日
たかぎなおこの「ローカルごはん旅」というシリーズを妻が持っていて、なぜかうちの子どもたちはこれが大好きで小さい時から熟読している。特に双子1号はかなり暗記しているくらい。そのため、行ったことのない地域に行くことになると、「たかぎなおこは、そこで何食べてた?」となる。(笑)
今回もしっかり鹿児島回が入っている巻を持参してやる気満々。桜島フェリーのわずか15分の航路で食べるといううどんは、元日にフェリーに乗った際に真っ先にうどん屋へ急いで食べていた。
三が日、佐多岬、指宿、出水と連続遠征して4日は鹿児島市内。ということで、島津家の別邸仙巌園を見学したり、お土産を買うために天文館の老舗百貨店・山形屋へ行ったり。そのついでにたかぎなおこネタの「じゃんぼ餅」、「しろくま」を食べていた。これで今回は3ネタ制覇!何の意味もないけど楽しそうなので良いのでは?
食べ物の話はさておき、今日見学した島津家の別邸仙巌園。これと集成館、島津斉彬が幕末に反射炉とか作って近代化に力を入れた工場群がすぐ横、隣接しているのを知った。殿様の別邸の横にこういう騒々しそうなものは、普通あまり相応しくないと思うけど、斉彬本人がよほど好きだったのだろうな、と感じた。説明の文章を見ていたら、彼はこの別邸で水雷や爆雷の爆発実験とかも自らやっていたそうな。このエピソードを見て、うちの双子は斉彬のことを「お金と権力を持っていたすしらーめん(ユーチューバー)みたいな人」とプロファイルしていた。笑
なお双子は、私が買っている「だんドーン」という漫画を読んでいるため、幕末の薩摩、斉彬とか小松帯刀については、結構予習していて今回の鹿児島見物も興味深くしていた感じ。「ハコヅメ」の作者が書いている幕末もの漫画だが、キャラ作りがユニークで結構面白い。主人公は日本の警察の父と言われる川路利良。司馬遼太郎の「翔ぶが如く」でも主要登場人物として扱われた人物。
なので、双子は鹿児島の観光地図で市内に立つ偉人の銅像の場所をチェックしながら、小松はここで、大久保はここで、西郷はここ、と探しながら「川路はどこだ?」と探していた。うーーん、その後の経緯から、鹿児島市内に川路の銅像は立ってないと思うけど・・・。
なお仙巌園そのものは、さすがの島津氏別邸で、明治以降も迎賓館的に海外のVIPをもてなしていただけあり、重厚で見応えたっぷりでした。
土産を買うために行った鹿児島の人に愛されているという老舗百貨店の山形屋も重厚で立派。
おまけ。旅行に行くと一つくらいどうでも良いお土産を買いたくなる性分。あまりに焼酎の種類が多いので欲しくなりました。酒造組合監修だから情報は確かなはず。
神奈川県葉山町/57歳