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    風早草子

    風早草子
    カザハヤソウシ

    メジロと遊ぶ土曜日

    メジロの写真を撮っている姿を妻に撮影され、日記に使えば?と言われたので使用。

    寒さが厳しいこの時期、鳥たちは餌にご執心。

    このうちミカンを食べにくるのは、メジロとヒヨドリ。体の大きいヒヨドリの方が当然強くて、メジロを追い払ってミカンの果肉をガツガツ食べる。メジロはヒヨドリが離れた隙を付いて素早くせわしなく果肉をつつく。ヒヨドリはやや警戒心が強く、人が窓の近くに立つと飛び去って離れた枝で様子を伺う。一方、メジロは人への警戒心が薄くて、窓際で人が眺めていても平気。そのため、窓際でカメラを構えていると、ヒヨドリの邪魔が入らないため、じっくりメジロが観察できる。ちなみに窓から梅の木までは1メートル半くらい。

    見ていると、ミカンを食べるだけでなく、梅の花の蜜も舐めている。体の小さいメジロには少量の蜜も腹の足しになるのだろう。小さい花の蜜をちょこまか動いて舐める姿は、色々なところでよく見る。数も非常に多い鳥なので、冬に花を咲かす植物にとってとても重要な花粉媒介者なのだと思う。花の蜜だけでなく、アブラムシの出す甘露も好物で、大発生している枝を丁寧につつく姿を見ることもある。

    もうメジロの写真はフォルダに山ほどあるのだけど、近くにきれいな鳥がいると、ついシャッターを切りたくなるのは、鳥好き人間の性だ。でも今日はちょっと珍しい写真が撮れた。

    並んで止まった2羽が互いの頭や首の羽をつくろう「相互羽づくろい」という行動。ペアの絆を深める意味があるとも言われるが、実際に寄生虫を減らす効果がある、という説もあるらしい。行う鳥の種類は限られているが、メジロはよく行うことが知られている。でも庭で見かけて写真も撮れたのは初めて。窓越しで距離もややあるので大した写真ではないが、行動をじっくり観察できて満足。

    寒いが天気は良い土曜日、高校生も中学生も野球部の練習へ。最後の夏に向けて頑張っている。さてどうなるか?一方で双子は昨夜、長女にサポートしてもらって、スマホで模試の申し込みをしていた。春になったら中学生も高校生も3年生。我が家は今年はそういう年だ。ついでに言うと長女も大学4年生。

    妻も用事で不在。子どもが部活に行ってる間にランニング。体調不良で少し休んでいたが、いつもの佐島往復コースを問題なく走れた。

    夕食は牛ステーキ。オーケーに行ったら、豪州産牛肉が100g199円と最近あまりないお買い得だったので。ガッツリ食べてデカくなってくれ、男子たち。

    書き手

    海秋紗

    海秋紗

    神奈川県葉山町/57歳

    ©30YEARS ARCADE