¥0 眼鏡メンテナンス(G.B.Gafas SHIBUYA)
表参道の道端で、スコーンをかじったあと、...
風早草子
カザハヤソウシ
2025年3月9日
改めて、今後の仕事の進め方の難しさを認識した秋田の仕事。現地の担当者が去年まで同じ部署で仕事をしていた秋田出身者で、昨夜は地元料理の店に連れて行ってくれた。管理職になり初めて部下を持って苦労もあるようだったが、頑張っているということ。もちろん私の改革には賛同で全面協力。(笑)
昨夜の酒が少し残り気味だけど、早起きして恒例の出張ランニング。ホテルを出たら雪が降っていたが走り出す。薄日が差す中で雪が舞う北国らしい天候。札幌に住んでいた時によくこういう天気の日があった。日本海の雪雲は筋状に流れてくるせいなのか、雪がガンガン降る時も結構晴れ間があるし、晴れて日が差している時でも、雪が待っていることはよくある。
とりあえず城へ。久保田城跡。秋田は佐竹氏か。関ヶ原のあと、幕府に国替を命じられて常陸から移されたんですね。出張ランニングはいつも歴史の復習だ。銅像になっていたのは藩祖かと思ったら、最後の藩主の佐竹義堯だった。幕末官軍側について、近代秋田を開いた、とある。
ちなみにこの人は喘息の持病があり、それを治すため、常陸時代から仕えてきた家系の御典医が長崎で蘭学を学んで作ったのが、龍角散だそうな。そういえば、街に張られていたバスケ?プロスポーツチームのポスターの選手のユニフォームに龍角散の名前が入っていた。
久保田城、石垣とか天守閣はない城だが、平らな秋田市の中では高台で見晴らしは良かった。秋田犬を連れた人が散歩していて、城の上空もハクチョウが鳴き交わしながら通過していた。
これは秋田の県庁と市役所。太い通りを挟んで向かい合っている。駅から2キロくらい西にあるのだが、秋田市は駅の東側から線路や川をくぐる長ーーい自動車専用の地下トンネルがその近くまで通じている。県庁には行く時に車で通ったが、地方都市であまり見たことがない構造物。2年前の大雨では冠水したらしい。
こちらはホテルの近くにあった秋田市民市場。こういうところを見るのは結構好き。筋子が多かった。秋田の人は筋子好きらしい。帰りに小笠原さんのいぶりがっこを一個買った。小笠原さんが誰かはわからないけど。
ホテルで朝食を食べなかったので、朝からやっていた近くのラーメン屋で空港行きのバスに乗る前に食事。結構有名な人気店だったらしい。
帰りの空港行きのバスは10:20発だが、バス乗り場に早めに並ぶ。昨日、空港から市内に向かう途中で、進行方向右側の道路近くにハクチョウの大群が降りて餌を食べている田んぼがあった。席が左側だったため、よくは見えなかった。帰りはじっくり見たいので、同じポイントがよく見えるように左側の窓側席を確保するため。鳥を見るためなら、周到に準備をする性格。おかげで田んぼに群れるハクチョウの姿を帰りはちゃんと見られ最後に満足。
それでは、さよなら秋田!
そういえば、離陸した飛行機からも眼下を飛ぶハクチョウの姿が見えた。秋田の印象はハクチョウに尽きそう。
神奈川県葉山町/57歳