ドキドキの試合を見た高揚感の後遺症か、月曜日、あまり仕事やる気が出ないまま出勤。それもあるが、多分、気温が上がった土日、球場でたっぷり花粉を浴びたこともあると思う。電車の中はむせるような咳をする人だらけだし、私も喉が痛いくらいで、集中力を高める気分にならない。

こういう日は仕方ないと割り切って、少しサボる。それでもポツポツ、問合せや判断を仰ぐ案件が来るのでそれには回答。もちろん会議とかにはちゃんと参加。先週金曜日の打合せで浮上した宿題で、監督官庁に法令等との整合性について判断を求めないといけない案件が二つあり、それだけは、頑張って質問内容を詳しく書き込んだメールを作って送信した。レスポンスの遅い役所なので、これだけはサボらずに今日出しておく必要がある。

そこまでやったら、今日はもう良いかな？ということで、散髪をして帰宅。帰りにビックカメラで一眼レフカメラのHDMIミニ端子に差し込むケーブルを買って帰った。

私は家で私用のPCを持っておらず、一眼レフで撮影した写真は、基本的にiPad miniにインストールしたNikonのアプリでカメラから転送して、見たり確認している。カメラの液晶モニターでは、小さくてピントが合っているか？ぶれていないか？など、確認が大変だからだ。老眼だとこれはなおさらだ。

ただBluetooth接続で転送にはそれなりに時間がかかる。数十枚程度なら我慢できるが、野球の試合だと一試合で数百枚はシャッターを切るので、とてもBluetooth転送などしていられない。そこでカメラとテレビをつないで、画像を確認するのが目的。

早速接続してみると良い感じ。老眼に優しい。（笑）

土日の試合で妻が撮った写真を見ると、負けた土曜の試合も、勝った日曜日の試合も、悔しさ、嬉しさで泣いている子が結構いる。そういえば、次男も「結構みんな泣いていた」と言ってた。青春っぽくて悪くはない。うちの子どもは勝っても負けても泣かないタイプだけど。次男は昨日の試合、勝ったことよりも、コールドで勝ちきれなかったことに憤慨していた。単に早く終われせて帰りたかったのかもしれないが。

次男は、才能には恵まれているものの、欲があまりないし、自分でガンガンチームを引っ張る、前に出る性格でもない。中学時代は、あまり熱意のないチームメートと一緒にプレーしていたため、何となく才能を十分発揮しないまま不完全燃焼で終わってしまった感があった。だから今、チームは弱小県立でも、負けても勝っても涙を流すような熱いチームメートと一緒に勝利を目指していることには、きっと意味があるのではないかと思っている。

仕事から帰ると、家の前で次男がバットを持って暗闇に佇んでいた。闇雲にバットを振るのではなく、色々考えながら、素振りをしているらしい。

春の大会、ブロック予選の結果は、水曜日の三戦目の結果で決まる。土曜日に次男の高校に勝った県立高校が昨日も県立対決を制して2勝でリード。次男の高校と私立が一勝一敗で並び、もう一校の県立が2敗。次男の高校は三戦目、目下2敗の県立と対戦。ブロック予選突破にはここで勝つことがマスト。ただ2勝の県立と私立の対戦が重要。県立が勝ち3勝となれば、2勝の次男の高校が2位になり予選突破。だが私立が意地を見せて勝つと、3チームが2勝1敗で並んでしまう。そうなると得失点差で順位が決まる。次男の高校は初戦6点差で敗れており、昨日は2点差の勝利なのでマイナス4。私立は初戦14対0のコールドで買っているので、昨日2点差で負けてもまだプラス12なのだ。2勝している県立も当然得失点差はプラスだ。だからこそ、昨日私立をコールドで叩きのめせなかったことを次男は悔しがっているのだ。

水曜日の試合は私立対2勝の県立が先。ここで私立が意地を見せて勝つと、次男の高校は、2敗の県立に対して、14対0を超えるような大差での勝利が必要、という展開になる。私立はきっと、チーム全体で気合入れ直して全力でプライドに賭けて勝ちにくると思うので、勝つんじゃないかな？そうなると、次男のチームはとにかく攻めて打ちまくって大量得点が必要になる。ドラマがありそう。平日だけど、見に行きたい気持ちになってきた。

スタンドでPCネットに繋げば仕事はある程度できるか？PCが花粉と黄砂で壊れないかはちょっと心配。