すすきっぽいの
学校帰りに「かーちゃん、今夜はお月見だか...
風早草子
カザハヤソウシ
2025年5月21日
シジュウカラが巣立っていき、次は川にカルガモがヒナを連れて現れる時期。まだ今年は見ていない。空になった巣箱は、すでに別のシジュウカラのつがいが物色に来ている。海岸を走ると、今年もハシボソミズナギドリの死体がたくさん漂着している。南半球からアリューシャンを目指す旅の途中で力尽きる個体が流れ着くのも毎年の現象。5月、初夏の風景だ。
仕事が忙しくなってきた。先週、全国向けに説明会を行い、新たな業務の進め方、新スキームを多く示した。マニュアル類も多々共有したが、個別の質問、問合せが嵐のようにやってきている。これは想定していたことで当然だ。私が全国にやらせようとしているトランスフォーメーションは実はかなりハイブローだ。(笑)そしてそれに取り組む全国の担当者のスキルや経験、リテラシーはかなりバラバラ。2〜3年目の若手が担当するところもあれば、逆に役職定年して地方に帰った私より先輩のベテランディレクターが担当するところもある。どちらがITリテラシーが高いか?というのは微妙で、結局、人による。新システムを即座に理解してくれる人もいれば、エクセル操作から怪しいレベルの担当者もいる。なので、むしろ分からないことは遠慮なく聞いて欲しいのだ。こんなことを質問するには恥ずかしいのですが・・・という前置き付きの質問も多い。それに対して、優しく丁寧に、かつ迅速に回答していくのが今の局面。こんな質問にこんなに早く丁寧に回答してくれるんだ、全国から信頼されておくことが、この先、とても重要になってくる。今風の言葉で言うと、心理的安全性を高めるように努めている。だからせっせと質問の嵐に回答中。これで意外と仕事人間でマメ人間なので、こういうことを面倒だとは全然感じない。
一方、母の問題は面倒で差し迫った状況になっている。土曜日に通所リハビリから帰ってマンション前で車を降りたら、自分の部屋への行き方が分からなくなり、管理人室に助けを求めてきた、という連絡が管理人さんからきた。さすがにもう限界だろう、と兄たちと次を急ぐ段取りを進めている。私も何日か仕事を休む必要が出てくるだろう。色々なことがクライマックスに向かっている。気を引き締めて頑張ろう。
神奈川県葉山町/57歳