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    風早草子

    風早草子
    カザハヤソウシ

    フライング水無月

    5月30日生まれ多いのか?(笑)次男は18年前、東京広尾の社宅で生まれた。自宅出産!

    3人目、妻が助産師さんにお願いしてのことだったけど、オットとしては一番平和で心強いお産だった。助産師さんはサポート含めて4人も来てくれるし、妻のお母さんも子どもたちもいるし。病院の陣痛室で妻と二人きり、痛がる妻の腰を必死にさすり続ける、みたいなことを私がすることなく、次男はスルッと生まれてきた。対面した妻が「小さ〜い!」と言ったら助産師さんが、「いや、この子、すごく大きいですよ!」と言って笑ったのを覚えている。夜の11:40頃、自宅で生まれた次男は、その日からまだ起きていた長女と私の間に挟まれて、自宅の布団で寝ていた。「赤ちゃんを見る!」と頑張っていた長男は力尽きて寝てしまっていたが、翌朝、「うまれたの?」と言って見に来て、嬉しそうに次男を撫で回していた。そういえば、うちの子どもは他はみんな広島生まれだけど、次男ひとりだけ東京生まれだ。それも渋谷区広尾、都会っ子か?(笑)自宅出産、我が家の印象はとても良かったのだけど、次は双子で有無を言わさず、大病院での帝王切開だった。

    さて5月31日、朝から土砂降り強風の土曜日だけど、長女に駅まで送ってもらって休日出勤。かなり良いところまで、できているシステムを徹底チェックする。ダミーデータを色々なバリエーションで作って、取り込み、調整、制作、出力まで、本番を想定した流れで作業して、修正すべき箇所を洗い出す。開発者とは違うユーザー目線の作業性チェックはとても重要。本当はイキの良い若手や中堅にやってもらいたいのだけど、そういうメンバーがいない。2年前から唯一一貫してこのシステムの開発に取り組んできた私がやるしかない。来週末、メンバーを集めて大規模テストをやるつもりなので、修正箇所は可能な限り今日洗い出して、来週中に直してもらう必要がある。日程は厳しい。でも去年秋にこのシステムを使った全国の担当者を、今回、あっ!と驚かす進化を実現している自信はある。(笑)そういう意味ではリリースが待ち遠しい気持ちもある。そうワクワクしている。

    まあしかし、仕事ばかりしていられないのが、世の中の現実。兄たちとのグループLINEに連絡。母のマンションの管理人さんから兄の奥さんに電話があり、母がスマホの使い方が分からない、と管理人さんに相談に来たということ。そんな相談に乗るのはマンションの管理人さんの仕事ではないが、判断力が落ちている母は最近、困り事があると管理人室に行きがちなのだ。どうも充電が切れているらしい。家の電話に兄の奥さんがかけて、母にアドバイスをするが、ケーブルとか充電とか説明が全然伝わらないということ。兄も兄の奥さんも今日は動けないので、私が仕事を早めに切り上げて渋谷の帰りに大森へ行くことにする。仕事中、さらに続報が来て、午後スポーツリハビリに行くために車を待っている時に傘をさして立っていて転倒したらしい。リハビリには行ったようだが、様子をみに行くとともに、気にかけて連絡をくれる管理人さんにお礼を言わないといけない。

    16時頃に開発担当にメッセージを送り、仕事を終わりにして大森へ。転倒は深刻な怪我にはなっていなかったが、少し手を擦りむいたようでリハビリ施設で絆創膏を何枚か貼られていた。スマホの充電不調はケーブルの劣化が原因で、古いケーブルを回収。iPad用のものはまだ大丈夫なので、それをスマホに繋ぐようにする。ただもはやスマホで電話を受ける以上のことはできそうにないけど。状況を兄たちに共有して色々整えて自宅に帰る。次を急がなければならない。

    休日出勤帰りの家族への土産は、まだ5月だけど水無月。うちの家族がみんな好きなので、この時期、ヒカリエの仙太郎で毎年買う。そんなに季節を急ぐことはなかろう、とも思うけど、生き急ぐのが我が家の流儀。(笑)水無月食って6月もダッシュだ!

    書き手

    海秋紗

    海秋紗

    神奈川県葉山町/57歳

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