山野の鳥
sakipomcoさんの日記で「山野の鳥」という懐かしいフレーズを見たので気分を変えて鳥の話。いや、気分変えなくても鳥の...
風早草子
カザハヤソウシ
2025年7月24日
高校生と中学生が部活を引退した夏休み、朝起きて普通の時間に出るのはトーさんだけという状況。それもどうかと思うので、子どもたちも起こすけど、また我が家のステージは新しい局面に進んでいる。3年前も高3長男と中3次男が同時に部活を引退した夏があったけど、小6双子の少年野球はまだまだ試合があったから夏もずっと練習してたし、不甲斐ない双子の外野守備を鍛えるために、引退した次男にノックを打たせて特訓とかしてたな。
この日記の中で子育てしている方達より、我が家は6〜7年?ステージが進んでいるので、皆さんの日記を見ると、色々夏休みの思い出が蘇る。この写真はFBが示してきた9年前の我が家の夏休み。
長女が中1で長男小6、次男小3、双子年長。この頃はまだ妻のお祖父さんが広島で健在で、夏休み、年末年始は何らかの形で子どもを連れていっていた。私の仕事の予定もあるし、長女の部活の大会、少年野球の合宿などが錯綜するので、毎年一大オペレーションだった。そして全員で新幹線指定席とかで往復すると、それだけで卒倒するような金額になる。この時はまだ双子が未就学児だったので新幹線だったのか?ただ基本自由席で、7人で6席みたいな感じを確保するために、始発に先行部隊が並んだり、とにかく色々大変だった。
ただ広島まで4時間弱、退屈する双子をおとなしくさせておくのも大変だった。本や折り紙とかはすぐに飽きてしまう。トランプとかさせると盛り上がりすぎてうるさくなる。結局、タブレットで動画を見せておくのが一番簡単なのだけど、当時の新幹線は通信環境が悪く、Youtubeをストリーミングで、みたいなことは全然できなかった。だから家のBlu-rayレコーダーで録画した子ども用の番組をiPadにあらかじめデータ転送して、Wi-Fi環境なしでも見られるように、新幹線に乗る前に準備が必要だった。おさるのジョージとか羊のショーンとか、そんなんだ。ただタブレットのヘッドホンのジャックは一口しかない。二人で見るならイヤホンを片耳ずつ、というのも可能だけど、我が家の場合はそれでは足りないので、ジャックの差し込み口を二つに拡張する「スプレッダー」というものも事前に調達して準備していた。それでも毎回、広島に着く頃にはげっそり疲れていた。でも今になって写真で振り返るととても楽しそう。ちなみにこの写真は3人とも楽しそうだけど、転送番組の選択を誤った失敗ケース。
吉本新喜劇のシゲゾーさんの回を見せたら、大爆笑が何度も起きて、周囲から苦情を言われるのでは?と親はずっとヒヤヒヤで笑い声を小さく抑えさせるのに必死で疲れた。以来、新幹線用の転送番組リストから新喜劇はシゲゾーさんであれ、すっちーであれ、外すことになった。
でも結局、こういう周囲への気遣いや費用を考慮すると、我が家の移動は車になりがち。
神奈川県葉山町/57歳