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    風早草子

    風早草子
    カザハヤソウシ

    出張のおまけ

    昨夜は結局、ホテルでそれなりの時間まで仕事をしてしまったけど、今日は帰りの特急、少しゆっくり目を取ったので時間はある。報告書は電車で書けば良いかな、という感じなのだけど、台風が抜けきらず、かなりの雨。朝5時に起きたものの、走りに出る天気ではないので仕方なく、報告書を打つ。6時半からホテルの朝食を食べる。8時過ぎにようやく雨が上がったので、少し慌ただしいけど、走りに出る。ホテルの前を流れる桜川沿いに千波湖へ向かい、偕楽園へ。水戸まで来て偕楽園も見ないで帰るのは耐えられないタイプ。梅の季節ではないけど、行けて良かった。金沢の兼六園、岡山の後楽園は何度も行ってるのだけど、偕楽園は初。水戸の街をはしっかりとは見られなかったけど、風格のある街、という印象。結局幕末の徳川斉昭の影響が色濃く残っている感じ。元は佐竹氏がいたのが、関ヶ原の後に秋田に移されたんだったな。そう、それは秋田に行った時におさらいした。それにしても水戸、用事はなかなかないけど、いま特急ひたちは品川発だし、上野を出たら次の停車駅が水戸で近かった。また今度遊びに行っても良いかも。

    今回の出張、津は朝乗る電車が7:43発だったので、こちらは少ししか走れなかった。津の海を見たくらいが精一杯。三重大学くらい見物したかったのだけど。三重大は従兄弟が水産学部に行っていた。また私が愛読していたハチの生態の本の著者の先生が三重大学だった。

    まあでも、水戸も津も少しは走れて良かった。津は夕日も朝日もなんか美しかったのが印象的。浜はきれいで静かでスナガニがたくさん歩き回っていた。久しぶりに近鉄にも乗れたし、うなぎも一応食べた。

    知らない街に行って走るのは面白い。走れば走るほど、何か発見がある。今はスマホがあるので、思いついた行き先を入れれば、連れて行ってくれるし、ホテルへの帰途を迷うこともないし。ただ時々面白すぎて走りすぎてしまうので、注意は必要。

    おまけ。長男がLINEで送ってきた写真。6月に航海実習で行った与論島で溺れた中学生を救助して感謝状をもらったそうな。さすが水産学部生、我が息子。(笑)用心深い男だから、自分の危険はちゃんと顧みていたとは思うけど。中学生は溺れていたけど、大男の長男には足が付く深さだったそうな。まあご立派なので日記に書いておこう。

    書き手

    海秋紗

    海秋紗

    神奈川県葉山町/57歳

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