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    風早草子

    風早草子
    カザハヤソウシ

    ムダ技?

    全く何の役にも立たない「特技」が結構ある。本当に何の役にも立たない。(笑)

    モンゴルとかの伝統的な歌唱法?でホーミーというものがあるらしい。時々テレビで見る。喉から出す声と同時に口笛みたいな音を鳴らす技だ。その存在を知る前に私は子どもの頃にこの技を自力で会得した。口笛は割と得意で、息を吐いても吸っても鳴らすことができる。その延長で歯笛というのも吹けるようになった。そういうことを研究しているうちに、声のような音と口笛のような音を同時に鳴らせるのではないか?とイマジネーションが湧いて研究しているうちにできるようになった。ただ、声と口笛、両方を同時に音程をコントロールすることができない。声でメロディーを奏でると、口笛音はただのノイス、逆もまた然りでシナジー効果が全く出ない。子どもの頃、いろいろ方法を模索したが、解は見つけられなかった。今もやろうと思えば易々と、声と口笛音を同時に出すことはできる。結構大きい音を出せる。仕事から帰って風呂に入っている時に久しぶりに今日、この技をやってみた。全く技術は衰えていなくて音はよく出た。この技を会得している日本人はかなり少ないと思うけど、どうだろう?でもやはり両者をシンクロしてメロディーにはできない。これでは芸にはならない。相変わらず何の役にも立たない。

    他にもいろいろ役に立たない技はある。耳を片方ずつ動かせるとか。割と大人になったある時、顔の特定の筋肉を動かすことで両耳が動くことに気付き、やっているうちに神経回路がアクティブになったのか、意識して結構大きく両耳を動かせるようになった。そもそもそれも何の役にも立たないのだけど。で、やってるうちに神経の感覚が上がって来て、これは両耳ではなく、片方ずつコントロールできるのではないか?と思い始め、試行錯誤しているうちにできるようになった。だから今でもやろうと思えば、耳は片方ずつ動かせる。単に耳を動かせる人は結構いると思うけど、片方ずつできる人はきっと多くないのではないだろうか?ただこれも何の役にも立たない。合コンの小ネタくらいにすれば、小さい笑いが取れるのでは?と思うかもしれない。(まあ合コン行きませんけど)でも、実は耳を片方ずつ動かすためには、神経の全集中が必要で、やる瞬間に目がまず「マジ」になってしまう。その表情だけで周りは確実にドン引きになる。笑いながらできればまだいいのだけど、それではできない難易度は高い技なのである。で、結局本当に何の役にも立たない。(笑)

    私が子どもの頃だったら、テレビに出て白いギターの一本ももらえたかもしれない。(CCB以上に伝わらないだろうな。笑)こういう役に立たない特技に、エフェメラ的な名称を付与したら、伝播力が出るかな?と思って、まず、すでにそういうものがないか、ネットで調べてみた。ちょっと見た感じではそういうネーミングでナイスなものはなさそう。Xで「#役に立たない特技」という直接的なものはあったようだ。

    ということでとりあえず、私的にはこれを「ムダ技」と言ってみるとことにした。他にも実はいろいろありますが、もういいですね。(笑)

    こんなどうでもいいことを日記に書いているのは、仕事でややうんざりしているからだと思う。総裁選ね・・・(笑)月曜日の朝一ですでに関係者に警戒態勢を取り、システム系の整備を指示しておりますが、さてどうなるやら。

    そして9月に入っても全く涼しくならない暑さ。本当の秋が待ち遠しい。

    書き手

    海秋紗

    海秋紗

    神奈川県葉山町/57歳

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