アジフライ
妻が今朝、FBにアップしていた13年前の写真。双子1号。 12月27日生まれなので1歳近い時期なのだが、まだ台所でベビー...
風早草子
カザハヤソウシ
2025年9月20日
仙台出張。晴れて気持ちのいい天気。東北だから涼しいのか、秋になったのかは分からないが、久しぶりに太陽の下で気持ちよく歩いた。県庁で現地メンバーと合流して私も臨場。やはり現場に来ると色々発見や気付きがあり、貴重な情報が得られる。そのあとの現地担当とのミーティングで、若手担当者たちから「色々改革を進めていただいて本当にありがとうございます!」と口々にお礼を言われた。うれしいね!今後の段取りも含めて、業務は順調に終了。
今回の仙台はこのあとがある。大学時代の友人と超久しぶりに会う。
大学の法学部の友人で学生時代は仲間でつるんでよく遊んでいた。彼女は青森の出身。京都の私大で東北出身者は珍しい。バブル全盛期の京都の私立大学、内部進学生や関西地元のボンボンたちは大変、羽振りがよく、テニスサークル入っていい車に乗って、キャンパス中、パリピだらけだった。我々貧乏下宿学生は、それとは一線を画した地味な学生生活を別世界で過ごしていた。誰かの家で鍋パーティーとか。彼女もそういう仲間の一人だ。
3回生の夏だと思うが、彼女に誘われて仲間でねぶたに参加しようと青森へ行ったことがある。金がないので移動は私の車。風呂無しアパートに住む貧乏下宿生だったが、色々経緯があり、私はスズキカルタスという車を持っていた。京都から青森まで、東京までは高速を使わず、深夜の国道1号を走る無茶な旅だったが、楽しかった。青森では別の車で行った仲間と合わせて、厚かましくも全員彼女の実家(豪邸笑)に泊まらせてもらって、ねぶたに参加して跳ねたり、青森の夏を堪能させてもらった。
そういう大学時代の仲間たちも、互いの結婚式などが終わると、なかなか会う機会がもないものだ。仲間うちで一番結婚が遅かったのが私なのだが、それでも34歳、もう20年以上前だ。彼女は就職後、早々に結婚して仙台在住。広島でやった私の結婚式までは来なかった。それ以来、仲間で集まるような機会もなく年賀状のやりとりくらいだったのだが、SNSというものが登場してから、またゆるく関係が繋がっている。互いの投稿を見ているので、何となくどんな暮らしをしているか分かっている。稀にコメントをくれる。彼女は結婚が早かったので、二人の息子はとっくに独立していて現在は夫と二人暮らし。大学時代の仲間と山登りに行ったりしている。そしてそこで出会った鳥の写真を唐突に私にmessengerで送信してきて「この鳥は何?」と聞いてきたりする。
実は10年前にも仙台に出張したことがあったのだが、その時、帰ってきてからFBに仙台の投稿をしたら彼女から、「仙台に来たら声をかけんかい!」というお叱りを受けていた。そこで今回は事前に連絡しておいた次第。
ということで、そんな友人とおそらく30年ぶりの再会。まあ結果から言うと、互いに驚くほど変わってなかった。親たちの世代と違って、我々以降の現代世代、老化は遅いのかもしれない。青森で私たちをもてなしてくれたご両親は、3年前お父さんが、そして最近お母さんが亡くなり、豪邸は売りに出しているそうな。まあどこも似たような状況だ。面白かったのはムエタイの話。何か新しいことを始めたいと、2年前、ムエタイのジムに入門したそうな。きっかけは大学の別の仲間(男・青森に一緒に車で行った一人だ)がSNSでムエタイを始めた、というのを見て、私もやってみよう、と思ったそうな。そいつは元高校球児の空手経験者なのだけど。試合に出たら女子高生みたいな対戦相手に肋を蹴り折られた、と言っていた。それでもまだ続けていて、この前の試合は1ラウンド目、優勢で勝てるかも?と思ったら、2ラウンド目でスタミナが切れてボコボコにやられた、と言っていた。相変わらずオモロいやつだ。この年でその無茶っぷり、見習いたい。私の方は「相変わらず、すごく飲むなー」と呆れられていた。そしてお決まりの「まさか5人も子どもを持つマイホームパパになるとは思わなかった。」と改めて笑われた。それは私だって同じ思いだ。(笑)
彼女も少し血圧が高いそうで、「お互い養生しようぜ!」と言って解散。なかなか面白かった。次に会う機会は果たして来るだろうか?(笑)それにしても壱弍参横丁、安くて最高だった。
神奈川県葉山町/57歳