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    風早草子

    風早草子
    カザハヤソウシ

    説教

    小さなお客さま

    クロウタドリさんの家の小さい鳥、「キクイタダキ」という鳥です。英名はGoldcrest。頭の黄色い羽が、菊を頂いたよう、というところから和名はついているらしいです。英名もニュアンスは同じですね。ユーラシアに広く分布する鳥なので珍しくないですが、森林の鳥であまり街に出てくることはなく東京で見ることは滅多にありませんが、ロンドンではどうなんだろう?おそらくガラスにぶつかって、脳震盪かなんかを起こして、しばらくぼーっとしていたのだと思います。渡りの季節など、山から出てきた鳥が街を通過するときに慣れないガラスにぶつかる事故は非常に多いです。それで死んでしまう鳥も多いですが、軽い脳震盪などだと、しばらくして立ち直って飛んでいくようです。どうやらこのキクイタダキは無事だったようですね。ちなみにキクイタダキは日本で見られる野鳥の中では最小とされる種類の一つで体重は3〜5グラムほどしかありません。一円玉5枚の重さですね。それと頭の黄色い羽、オスはその真ん中に赤い羽があるのですが、写真の鳥は黄色しか見えないのでメスかな。珍しい鳥ではないですが、そもそも小さくて野外では高い木の枝先なんかをちょろちょろしていて、なかなか近くでじっくり観察はできないので結構ラッキーな出会いかもしれません。以上、三十年商店鳥係?からでした。(笑)

    さて今日も在宅勤務。中学は三者面談期間に入り、双子は早々に帰宅。テーブルでPCを開く私から見えるソファに寝転んで休憩している。スマホやタブレットで何かの動画を見ている。まあ、疲れて帰ってきて少し休むのはいいけど、いつまでそうしているのだろう?と様子を見る。結果、2時間以上、そのままだったので、厳しく説教することに。あまり勉強は得意ではない双子。長女に厳しく指導され、やるべきことを指示されて勉強しているんだけど、やれと言われたことをやっていればいいんでしょ、という感じ。それって違うだろ?と。自分の進路、自分が行きたい高校に行くための勉強なんだから、自分で考えて自主的にやれと、言った。二人とも素直なので、勉強しろ!と言われれば「はーい」と言ってやり出す。でも、そう言われないと、いつまでもいつまでも動画見ているのはどうなんだ?そして、トーさんの目の前で、いつまでもダラダラ動画見ているのを、トーさんが見て、どう感じるか?って想像しないのか?と。そもそも高校受験するのは君たちなんだから、トーさんだってカーさんだって、いちいち君たちに「勉強しろ」とか言いたくない。言われたらやる、言われないとやらない、って違うだろ?と、厳しく説教。神妙に聞いて、その後、勉強していたが、明日はどうだろう?明日も在宅なので、観察するつもり。

    勢いついでに高3次男にも説教。こちらは長女からの依頼もある。次男の進路や勉強の相談も長女がしているが、いまだやる気や志望進路がはっきりしない。そしてなんか不機嫌だったり。それに長女がイラついている。進路云々の前に、ということを改めて、はっきりトーさんに言ってほしいということ。大学で学びたいこと、やりたいこと、目指したいこと、などしっかりした目的を持って進学しない奴に学費を出すほど、我が家に金は余ってないぞ!ということを、長女も長男も厳しく言われて受験したはずだけど、なんか次男は当たり前のように大学に行く前提になってないか?というのが長女の指摘。確かにそうかも?と思ったので、次男に改まって厳しくそういう話をした。そう、もう成人なんだし、大学に行ってやりたいことや、進学する目的を見つけられないなら、行ってもらわなくて結構。どう生きて、どう稼いでいくかはそれぞれの自由だ。ただ、親はいつまでも面倒を見る気はないし、そもそもそれも不可能なので、自分の力で生きていってもらわなければならない。まあつまり、自分の将来は自分で真剣に考えろ、という話。こちらも神妙に聞いていたが、何か変わっていくだろうか?

    妻と長女が夜、外出しているので夕食は男子4人。妻が仕事で作った野菜とかがたくさんあるので、いつもの野菜炒めだけ作る。オイスターソースとニラの香りが食欲をそそるぜ。

     

    書き手

    海秋紗

    海秋紗

    神奈川県葉山町/57歳

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