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    風早草子

    風早草子
    カザハヤソウシ

    少しずつ大掃除

    中高生3人が揃って引退して受験生になったので、弁当持って練習試合や部活に行く人間がおらず、土日の朝がのんびりしている。受験生3人いて「のんびり」でいいのか?という声もあるけど、とりあえず休日の朝に早く起きてくる人はおらず、私一人の静かな時間帯。ということで、今日も快晴なので、望遠レンズを持ってバイクで海岸線を南下。でも今日はいい撮影ターゲットに会えず不発。カワウの大群が集団で魚を追っているのは見つけたけど、遠いし、ロケーションもよくなかった。

    穏やかな晴天に恵まれたので、午後は大掃除的な用事を少しでも進めようと活動。その一つが珪藻土バスマットの掃除。毎日使っていると、どうしても汚れてくるので、時々削る。前はサンドペーパーで手作業でやっていたのだけど、電動サンダーを買ってからは、もっぱらこれ。

    速さも威力も段違いであっという間に汚れが削れる。ただ工具を引っ張り出して延長コードを繋いだりするのが結構面倒。そして音はかなりうるさくて、削られた珪藻土の白い粉塵が景気良く周囲に飛び、作業してる服が汚れる。なので、作業用の服を着るなど、それなりの準備も必要。今日は妻が車で出掛けていて、駐車場の作業スペースも空いているので、一気に実行。

    かなりきれいになったかな。しかし、このマット、購入してもうすぐ7年。汚れるたびに削っているので、それなりに薄くなっていると思われる。そのうち、ポッキリ割れるかも?

    そしてもう一つの懸案は鳥の巣箱の掃除。実は夏にシジュウカラが子育てに失敗したあと、掃除しないまま放置されている。夏は忙しかったのだ。シジュウカラが運び込んだ苔などの巣材がそのままぎっしり入っている。シジュウカラは冬の間から、巣箱の検分をして早春に子育てを始めるので、早めに手入れをしたいと思っていた。ただ、この2年続けて夏の繁殖期にアオダイショウに襲われているので、ただ掃除するだけでなく、その対策を講じないといけない。

    方法としては、巣箱の付けてある柱にしっかりした「蛇返し」を付けることだろう。ただ周囲の木を足場に蛇返しより上にヘビが取り付けると意味がない。なので、巣箱の位置をもう少し高くしたい。と同時にこの数年で大きくなった周囲の木、金木犀と小手毬とユズの枝を大きく刈り込んだほうが良さそう。ということで、そういう作業を剪定バサミ、カマ、ノコギリを振るって2時間ほど励む。巣箱の取り付け柱には、下に角材をかませて20センチくらい高さを上げた。木を刈り込んだついでに地面のグランドカバーとして繁茂し過ぎていたツルニチニチソウも大幅刈り取り。これで庭がかなりスッキリしたか?色々宿題を片付けた達成感。(笑)

    夕方は今日も中3受験生を運動に駆り出す。今日は波が穏やかで久しぶりに海に向かって水切りなど。中3野球部員なので、かなり石を跳ねさせることができます。

    書き手

    海秋紗

    海秋紗

    神奈川県葉山町/58歳

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