地獄のノック
ノウゼンカズラのオレンジの花が夏空に映える。三浦半島の海辺には親子連れがたくさん遊びに来ていて楽しそう。楽しそうな子ども...

風早草子
カザハヤソウシ
2025年12月8日

朝の鳥活が楽し過ぎる。今日は雲一つない快晴で光線もベスト。家族が寝ているうちに望遠レンズを持ってバイクで海沿いをパトロール。双眼鏡は首にかけて、カメラは望遠レンズを付けた状態で足元のトートバッグに格納。バイクを止めて鳥を探し、チャンスがあればすぐに撮影できる機動力重視のスタイル。

今日は芝崎海岸でウミアイサが南から飛んできて海面に降りたのを発見。その後、餌を求めて泳いで行くのを追って移動。しばらくして群れは飛び立ち、また昨日と同じ森戸神社裏の磯へ。私もそれを追ってバイクで移動。

昨日は寒いし、光線も悪かったけど、今日は光もいいし、日差しが温かい。ウミアイサはまだ沖の方にいるので接近を待っていると、すぐ近くにカワセミが。基本的には川とか池とか淡水の鳥だけど、冬は海岸に出てきて、「海セミ」をしているのもよく見かける。実は昨日もいたけど、光線が悪いので撮影しなかった。今日は天気もいいので、少しカメラを向けてみる。頭から水中にダイブして魚を捕えるカワセミ、川では護岸とか木の枝から飛び込むことが多いが、海では、磯の岩では狙いが付けられないようで、海上で盛んにホバリングして獲物を見定めている。カワセミはスズメくらいしかない小さい鳥なので、広い海の上でホバリングしていると、なんだか心細気。

カワセミは結局魚は獲れず、もっと沖の岩に飛んでいった。それと入れ替わるように今度は目の前にクロサギ。波しぶきが上がるタイミングで狙ってみる。まあまあかな。このあとウミアイサの群れも岸に接近してきたのだけど、今日はあまり良いシーンが展開しなかった。腕の問題かな。でも日差しの下で望遠レンズを持って右に左に動き回っていたら汗をかくほどで、楽しかった!完全に鳥写真日記と化しているな。興味のない方は読み飛ばしてください。(笑)

妻は朝から仕事をして、疲れた、と言って午後は休憩。ところが私がランニングから帰ったあと様子を見に行ったら、「インフルだと思う」ということ。熱が出て体も痛いそうな。あれあれ。まあ仕方ない。とりあえず家族に情報共有。自動的に夕食は私。

夕食とは別に、昨日オーケーで買ったスープボーンなる安い鶏肉で何か肴を作れないか?というトライアル。手羽先の細い部分、チップと言われる部位だ。手羽先を食べる時、私はこの部分も食べるので、これだけ安いなら工夫のしようによっては、またコスパの良い肴になるかも?と思った次第。手羽先の肉が付いている方は、半分に切って手羽中半割り、として売られている。最近は鳥スペアリブとかいう商品名でも売られている。食べやすいのであちらは人気。それを取ったあまりがこのスープボーンなのだろう。とりあえず煮込んでスープを取ってから、スプーンで皮と肉を削ぎ取ってみた。あまり皮ばかりだと嫌なので手羽元も2本。結果、結構な量の可食部が取れたけど、なかなか手間はかかる。徳島の焼き鳥屋のメニューにあった「鳥ホルモン」という感じをイメージしてるんだけど、ちょっと離れたものになった。

量が多かったので、スープの具に結構入れた。スープは生姜を入れて塩で味を整えたら、子どもたちには好評だった。もちろんポン酢かけて七味振ったら、酒の肴には十分。スープボーン、ヒマな時にもう少し研究してみよう。

今日の夕方の海。骨折してない方と2人でキャッチボール。一日中富士山がよく見える日だった。帰りに妻用のOS-1をクリエイトで買って帰る。今朝の東京新聞の日曜版は富士山の噴火についてだった。美しい富士山が見えるのは良いけど、近い分、確実にリスクでもあるので、色々備えは必要だ。



神奈川県葉山町/58歳