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    風早草子

    風早草子
    カザハヤソウシ

    骨折一週間

    月曜日。昨日、インフルだと思う、と言って寝込んだ妻は案外、回復傾向らしい。インフルではなかったのかも。でも熱が出て体が痛くなっていたということなので症状はインフルっぽい。病院で診断を受けていないので分からない。

    私は感染を避けるため、リビングで寝袋で寝た。インフルでもコロナでも、妻が発症する直前まで毎回、同じ部屋で寝ているが、これまで私も発症したパターンはない。CPAP効果じゃないかと思っているけど、どうなんだろう。

    妻はまだ起きてこれないので、月曜日、子どもたちを起こして朝食を食べさせる。今日は生ゴミの日、冷蔵庫の古くなっているものを出したり。そして骨折中学生を車で学校に送る。そのあと、渋谷へ。今日はCPAPのクリニックの診察の予約日。これは予約を飛ばすと面倒なことになる。いつもは病院に寄ってから出勤するのだけど、今日は中学生の迎えも私が行かないといけないので、仕事は在宅に変更。診察のためだけに渋谷往復。

    家に戻ってレトルトカレーでそそくさと昼食を済ませて在宅勤務。レトルトカレーって、レンジでチンできるパッケージになってから、究極のファーストフードだと思う。レンジに入れて50秒セットしてご飯を皿に盛っていると、もう温まる。カレーだから食べるのも5分もかからん。

    長女の部屋で会議に出ていたら、「後ろの宇宙のポスターは何ですか?」と参加者から質問。事情を説明すると、そういう女子大生もいるんですね、という反応と、大学生の娘の部屋にお父さんが入らせてもらえるのってすごいですね!という反応があった。いや、空いていれば、長女の部屋でも次男の部屋でも、うちの場合は私も妻も仕事で使うけど。

    そんなこんな仕事していると、双子1号君から「迎えお願いします」とLINE。今日は放課後、委員会の会議があり、何時に終わるかはっきりしないので、スマホを持たせて連絡するように言ってあった。迎えに行ってそのまま整形外科へ。今日で骨折から一週間。擦り傷は治り、レントゲンを撮ってもらった結果、骨折も経過は順調なよう。それは何より。

    さて、そろそろ夕食のことを考えねば。冷蔵庫の中のものと、手間を考えると、まあ鍋、という結論。コメは炊かないと。風呂沸かして入るように双子2号に命じて、多少の買い物に近所のスーパーへ。そして双子1号の風呂。まだ左手使えないので、私が洗髪をしている。地味に面倒。ただ風呂上がりにドライヤーで髪を乾かす時に、ちょっとおしゃれにしてやっている。中3にもなれば、男子だって勝手に色気付いて、髪型とかにうるさくなるものじゃないかと思っていたが、我が家の双子はあまりそういうことがなくて、なんかもっさりした髪をしている。前から「風呂上がりにしっかりドライヤーで乾かしながら伸ばせ」と教えてやってるんだけど。だからこの機会にトーさんがドライヤーの使い方を伝授して、普段より少し格好良く仕上げている。あ、でも私自身は髪がパーマ要らずの適度な癖毛で勝手にまとまるタイプで、髪で苦労してこなかったので、特別高度なドライヤーテクニックとかは知らない。だから教えられることは最低限かな。

    適当なところで仕事は切り上げて、私も風呂に入って鍋の支度。仕事は、在宅云々は関係なく、微妙な情勢。さてどうしたものか。

    夕食を食べながら、何となく疲労感。双子1号、あとどのくらいで自分で頭洗えるんだろう?自転車にまた乗れるようになるのはいつ頃だ?妻はいつ完全復活できるか?などなど自問。気がつくと鍋の締めに双子2号君がインスタントラーメンを二つ投入している。5号炊いた米を全部食べた後にまだそれか。よく食べるなー。

    追記

    耳さんからカワセミについてご質問がありました。鳥担として回答しないと。(笑)

    カワセミのセミは、虫の蝉ではないです。カワセミの古い呼び名でソニとかソビとかがあってそれの転化とか?カワセミの仲間はセミがつくヤマセミとかの種類もいますが、他にもアカショウビン、ヤマショウビン、ナンヨウショウビンとか、ショウビンという変な名前の種類もいます。このショウビンもソニとかソビの転化?みたいに考えられているとかいないとか。ちなみにカワセミは英語ではKingfisherという立派な名前を付けられています。カワセミは日本からイギリスまで、ユーラシア全体に広く分布する広域生息種。カワセミの仲間は多分オーストラリアなど南方が起源で暖かい地域に種類が多いのですが、カワセミはその中で比較的寒い地域に適応して、世界に分布を広げた種類だと思います。寒い地域の個体は渡りもするため、結構移動していて、都会の小さい公園とかに出現することもよくあります。チー!という鳴き声が特徴的で覚えると、声でカワセミに気付くことが多いです。

    書き手

    海秋紗

    海秋紗

    神奈川県葉山町/58歳

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