12月30日の夜を駆け抜けて西へ
この年末年始は、長男がいる鹿児島へ、妻と双子と車で行く。妻の仕事が片付いたあと、葉山を19時前に出発。1300キロ少々の...

風早草子
カザハヤソウシ
2025年12月20日

妻が昔から航空会社の機内誌が好きだったので、出張で飛行機に乗ると、割と持ち帰っていた。ご自由に持ち帰りください、だし。ただ最近は飛行機には紙の機内誌は全席には配布されていないのかな?北陸新幹線は、JRの東と西の車内誌があったので、ざっと読んで持ち帰り。私は飛行機でも電車でも窓際に座れている限り、本を読むより景色を見てあれこれ考えるのが好きなので、機内誌は機内であまり読まない派。
出張から帰って久しぶりに渋谷へ出勤。ヘビーな会議が3件。意見を求められる立場なので、言うべきことをかなり詳細に言って、その背景も詳しく説明したら、結構疲れた。これまでも再三、意見はあげて来たので、言うことは変わらないのだけど、根本的に組織がそういう方向に動いていない。私は今や管理職という立場ではないので、将来について権限もないし責任を取る立場ではないが、君たちは違うよね?と、後輩の管理職を脅す?というのも何だけど。みんなで火中の栗を回収に向かわないと、3年後、大惨事が待ってるぜ?いうことだけは、言っていかないといけない。
通勤電車で気分転換に色々なマンガをみる。買って試し読みするか分からないような作品を、ある程度無料で読めるのはアプリ時代のメリットだ。作家にちゃんと利益がいくのかが気になるけど。

これはスペイン在住の漫画家がモーニングで連載するようになった経緯を綴った作品らしい。最近、モーニングを買って読んだりしていないので、こういう作品があることを知らなかった。ネット時代、こういう形で海外の作家を発掘したりするのもあるんだな、と知った。その作品は?ということで、探して見たら、それも読めた。

マタギとゲームの話。原作は日本人だけど、その作画をスペインの作家に担当させる、というのはなかなか斬新。結構面白い。

こちらは結構ある、地方のオカルト怪異モノ?デトロイトメタルシティの作者らしい。前半少しユーモラスなライトなノリだったけど、途中から割とヘビー。こういう田舎の怪異ものって、結構近年、ジャンルとして作品が多いと思うけど、プロトタイプのアイデアは、諸星大二郎がだいたい、昔一通りやっているような気もするけど、どうなんだろう?しかし、世の中、漫画も本も無数にあるな。とても読みきれん。まあ全部読む必要もないけど。(笑)

おまけ。サマータイムレンダという漫画も読んだ。これも田舎の怪異もので、かつタイムリーパーモノ。東京リベンジャーズよりは面白いかな?いい年して漫画ばかり読んでるけど、座れない帰りの通勤電車は、やはり漫画くらいが軽くていいと思う。

神奈川県葉山町/58歳