夏休み大人探検
広島にいた時に毎年「夏休み子ども探検隊」という企画を小学生の隊員を募集してやっていた。ネタは伊能忠敬方式で無人島の地図を...

風早草子
カザハヤソウシ
2026年2月17日

金沢の朝。例の如く、業務前にランニング。1月の大雪の残雪は所々に残っているけど、道路や歩道は溶けていてドライ。走るのに何の問題もない。金沢、結構来ているのだけど、自分の足で走ると印象が違うし、見えるものも変わってくる。

金沢の小学生は高学年の子も黄色い帽子をかぶってるとか、あちこちにある結納専門店って何だろう?とか。兼六園は過去何度も来てるのだけど、結構高い台地の上にあることに気付く。池の豊かな水はなぜそんなところに湧いているのだろう?
ちなみに金沢は、その昔、金沢大学の試験を受けにきた。三十数年前、と書きかけたのだけど、冷静に考えるとほぼ40年前。(笑)一浪した私は、第一志望は北大だったのだけど、共通一次でやらかして絶望的な状況だった。でも京都の私大に運良く合格したため、二浪の危機は脱し、国立大、後期日程の金沢大学は消化試合的状況だった。そして金沢大は高校の同級生で駿台予備校の同じクラスに通っていた友人と一緒に受けにいった。友人も前期日程の第一志望の大学にすでに合格しており、完全に消化試合。るるぶを持参して観光気分いっぱいだった。兼六園とか観光名所を二人で巡って夕方、5〜6人相部屋の受験生の宿に着いたら、周囲から白い目で見られた。まあしかしこれが良くある話で、リラックスして試験に臨んだ我々は、共通一次大コケの私も揃って、合格してしまった。ちなみに当時の金沢大学は金沢城の城内にあり、大学の住所は金沢市丸の内一番だった。金沢大学に進んでいたら、また別の人生があったかもしれない。ただ当時の金沢、今より雪が多かったのだろうか、その雪を道路からチョロチョロ出る水で溶かす仕組みがフル作動しており、町中、厚さ5センチくらいのミゾレ水で覆われている感じで歩くと靴がびしょびしょ。冷え切った圧雪で水気がない札幌に比べてとてもウエットで、何となくここに4年間住みたくないなーと思った記憶がある。
まあしかし、それからさらに雪も少なくなったであろう現在の金沢、そして新幹線効果もすごいようで見違えるような大都会だ。
それはさておき、仕事。今回は現地の仕事の視察と見学だけど、それとは別に1月の業務の答え合わせをするのが目的。こちらの制作担当は私と同期の女性プロデューサー。長年、さまざまな業務でタッグも組んできて盟友に近い。DX前にこの業務を本部で担当した経験もある。本音ベースで話を聞けるうってつけの存在。そして若手の担当者も前回、前々回から引き続きやっているので、こちらも話を聞くのに相応しい。二人それぞれ時間をとってじっくり話を聞くことができた。おかげで私が進めてきたことにまた新たな裏付け、自信を深めることができたし、今後目指すべき方向もクリアになった。
ちょっと面白いのは、全国の担当者が一同に集められているteams。実は地方から質問してくるメンバーは結構、決まっていて、全く質問してこない地方の方がむしろ多い。金沢も後者なのだけど、他県の担当者が本部にしている質問は、実はむっちゃ詳細にチェックしているということ。見ながら内心、「え、そんなことまで質問しちゃうの!?」と思っていると。(笑)ただそれに対する回答とかは、仔細に見ているそうな。また過去の質問の回答とか、私からの周知とかもものすごく、見ているということ。また若い彼女ら彼らには地方の同期同士みたいな繋がりもあり、結構情報交換をしているということ。きっとそうだろうな、と思っていたので、地方からの微妙な質問にも必ず、親切丁寧に可能な限り速く答えるようにしてきたが、そういうやり方はやはり地方の若い担当者にとって安心感が持てるものだったようだ。そういう意味でも、自分のやり方が間違っていないことが分かって、答え合わせの結果に胸を撫で下ろした。よかった。

今回は盟友同期が一席設けてくれたのでおでん屋へ。おばちゃん二人がやってる店だけど、おいしくて楽しかった。駅とかに看板が出ていたので「金沢おでん?」と聞いたら「金沢おでんなんて言うようになったの、最近よねー!」、「私たちは昔からやってる普通のおでんよ!」ということでした。(笑)あとから今回の担当の2年目の青年も合流。25歳の男子。こういう若者と飲むのも楽しいですね。


神奈川県葉山町/58歳