クリニック
今日は睡眠時無呼吸症候群の診察でクリニック。借りているCPAPが保険適用されるためには、定期的に診察を受けているという体...

風早草子
カザハヤソウシ
2026年4月2日

3月はライオンのまま去っていき、4月1日は羊のように穏やかな朝。葉山の桜は東京よりも結構遅くてまだ満開ではない。長女は本日、新宿で入社式。さすがに緊張があるようで、あまり眠れず6時前に起きてきた。7時前に駅まで車で送る。こういう日常の送迎もあと少しだ。

今日も在宅で気合いを入れて仕事を勢いよく進めつつ、CPAPの病院の診察ついでに高校生の新しい制服を取りに行く。ブレザーなどはある程度譲ってもらえたが、ワイシャツとかソックスなどは買わないとならない。
そんな行程の電車中、ふと思ってAIの検証をしてみる。私は仕事でAIは、基本使っていない。社内情報をAIという外部に出すわけにいかないので、おいそれと「これどうしたらいい?」とか「この文章要約して」とか頼めない。まあでも仕事と関係ないことならね、ということで、最近の疑問、ネットで調べてもなかなかわからないこの件。で、やっぱAIの進化、著しいなぁ、と感心した次第。
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出たばかりのChatGPTは、質問すると、事実と異なる嘘八百をしゃあしゃあと回答するので、ちと信用できないと思っていたのだけど、現在のGemini、精密だ。で、まあこういう回答、我々としては、その根拠がちゃんとした論文や研究なの?というのが気になるので、それを示すように尋ねると回答は以下。

論文名を検索すると、ちゃんとネットで元論文が出てくる。まあ世の中には捏造論文みたいなものはまた山ほどあるので、この論文の信頼性はまた取材であれば、然るべき筋や専門家に確認する必要があるけど、ここまでAI がやってくれると、取材にしても研究にしても、人間の手間は大幅に下がる。論文とか、役所が出す統計や行政文書は、基本的にweb上で公開されている。探しにくかったり、素人が読んで理解するのは難しかったりするけど、それをAIが読み解いて説明して、かつ根拠となる元文書も教えてくれるなら、もう至れり尽せりだ。
いい悪いは分からんけど、もうそういう時代だという前提でこれからは仕事を考えないといけない。まあ仕事のやり方は時代と共に変わる。我々の若い頃は、データベースというものが利用できるようになった。日経テレコンというやつだ。キーワードを入れて検索すると、それに関する新聞や雑誌の記事が表示される。検索対象の媒体は選べるので、農業新聞とか自動車新聞とか、業界紙を狙ってマイナーな記事を探ることもできる。多少の金はかかるのだけど、資料室に行って過去の新聞の山を自分でひっくり返すよりずっと効率的で、画期的だった。だから我々の世代は、この使用方法のスキルを磨き極めていった。でも先輩や上司には、「取材は人に会うのが基本なのに、最近の若いやつはデータベースばっかり見ていて取材に行かない」と言われたものだ。時代は変遷していくので、そういう年寄りの話は常に聞き流すのが正解だと思っている。データベースがない時代なら、取材は人に会いに行くだけで済んだのだろうけど、データベースがある時代なのだから、そうなると逆に「人に会って話聞いただけ?データベースで背景とか確認したり裏取った?」ということになるわけだ。というわけで現在はネット時代を経て、AI時代にもう入ってしまったわけで、私も適応していかないといけない。ただツールがどう進化しても、リテラシーが重要なことは変わりないと思っている。これはつまりデマとかフェイクに騙されない、踊らされない。事実を確認する論拠をしっかり見極める力を養うこと、子どもに教えることだと思う。

神奈川県葉山町/58歳