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    もしもし五島列島

    もしもし五島列島
    モシモシゴトウレットウ

    必死な時は必死なことに必死、必死っていいよね、自分を生きてる、今を生きてるって感じ伝わりすぎる

     

    平日の19:30、スヌーピーの手作り感強すぎるエプロンを身につけたおじさんが猛ダッシュで国道沿いを走っていた。

     

    早かったのとスヌーピーエプロンの手作り感の強さのインパクトの印象であんまり覚えてないけど、多分手には何も持っていなかった。

     

    本当の本当に新幹線のような猛スピードで、必死な顔で走ってた。国道沿いを。プリキュアの色の水色くらい強い水色エプロン、スヌーピーアップリケ。

     

    主婦なのか、何か店の人なのか、行きなのか、帰りなのか、何をしてたのか、なんでこんなに走らなきゃなのか、色々気になってその後の行方を追おうとしたものの、早すぎておいつけなかった。

    オムライスにおけるケチャップとかのレベルで、とてつもなく大事なものが足りなかった時の顔とスピードだったなあ。夢にまで出てきそうだからっちょっと怖いから早く忘れたい。けど、子供がオムライス楽しみにしていて、だけど「ケチャップ忘れたー!!!」となったらこんな感じになるよな。わかる。

    書き手

    中村千結

    中村千結

    長崎県五島市・東京都大田区/24歳

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