大人になったら自然と彼氏ができて結婚するんだろうと思っていた
母が主催する婚活パーティーに出席する人の話を聞いて、あまりにも自分と似ていて、だけど今のままじゃ嫌だと毎日思っているため...
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もしもし五島列島
モシモシゴトウレットウ
2025年12月30日
ゴミ出しの日は自分の見た目もゴミに合わせに行ってる
最近家で、籠って作業することが多い。
外に出るのはゴミ出しとおばあちゃんちに行く時ぐらい。
鏡もまともに見ない。歯磨きする時にふと自分を見た時に想像以上に髪の毛がボサボサで、メガネも汚くて、口周りもなんでか汚かった。
服も乱れている。なんとなく自分が汚いだろうなってことはわかっていたけど、想像以上に汚かった。
特にゴミ出しに行く日は自分がゴミより汚くなるのは何でなんだろう。
私は女に生まれたという自覚が全くない。定期的に忘れてしまう。ふと、「私ってそういえば女だったんだ」と思い出すタイミングが訪れて怖くなる。死後の世界を考える時と同じ気持ちになる。
女を忘れすぎてる私を見て、母がいつも絶叫し、頭がおかしくなってる。本当にすまねえと思っている。
『我は女』と書いたキーホルダーを身につければいいのかな？それで定期的に周りの人に「あなた女ですよ」と教えてもらう。
たまにのたまに、張り切ってメイクする。そんな時はやっぱり気分が上がってずっとご機嫌。
だから毎日これを頑張ったほうがいいのに、すぐ女であることを放棄するし、
「誰にも会わない」と思った時の格好や変な顔をしてる時に限って、人に会うし、
ゲロ吐きそうな時に限って人に会うし、髪質が変な時に人に会う。
というか、せめてのせめて、髪だけは本当に毛先何か塗ろうね。
後は、大事な時に限って前髪が激しく遊んだ後の幼稚園児になっていたり、（「ワイルドだろお」でお馴染みのスギちゃんヘアーのこと）おっさんの前髪になってる時に限ってそういう前髪である自分をみてほしくない人に会っちゃう。見せたくない人に会っちゃう。だからこういうことも全て考えなくていいように、いつ誰に会ってもいいように、我は女〜！！！！！！！！！！！！！！！！！！
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書き手
中村千結
長崎県五島市・東京都大田区／24歳
©30YEARS ARCADE
