一家に一百葉箱 - 三十年商店

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悩みのタネに水をまく

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2024年9月23日

一家に一百葉箱

世は休日。三連休の最終日は客足が伸びにくいことから、おみせも休みとした。家で妻とDIY計画を実行に移す。メインはキッチンの壁紙を一面分上書きした。刷毛で壁に糊を塗って、幅50cmほどずつ貼っていく。タモリさんの「これ貼っといて～」をふいに思い出したりする。3時間ほどでみなれていたデフォルトホワイトの壁は、エメラルドグリーンの海に変わる。

昼は近くのタイ料理やさんで蟹チャーハンを食べる。

次はロの字で木板を組んで、シンプルラックをつくる。ロの中にパン焼き器を置いて、ロの上に炊飯器を置く。ひとまず収納できるようにして、近々アップデート予定。

そしてテレビ横のごちゃごちゃした配線を隠すための箱を作る。隠すだけなので、箱を作るだけでよかったけど、蝶番や足といったはじめてのギミックをこころみる。蝶番はパズルみたいで、どうつければ開閉できるか頭の体操をするはめになる。結局家の収納扉などを見て、外側につける。足は市販のものが割といい値段だったので、家にあった100均角材を切って箱の内側からビス留めする。外観は完全に百葉箱の佇まいだった。しかし隅っこにぴったり収まっているフォルム、そしてふたりであれこれ言いながら作ったことで、愛着がわいてしまった。一家に一百葉箱いかがでしょうか～。

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書き手

ぐっさん

ぐっさん

東京都墨田区／33歳

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