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    悩みのタネに水をまく

    悩みのタネに水をまく
    ナヤミノタネニミズヲマク

    わたしの今があの人の当時に追いつく

    図書館に勉学に励みにいく。夏休みが終わったからか、閲覧室にはこどもの姿はなかった。というより、おとなもいなかった。単純にタイミングの問題かもしれないし、涼しい陽気にみんな身を置いていたのかもしれない。

    ついでに予約していた本たちを受け取る。それらの中身をはらりとながめていると『ともさかりえの徒然note』がおもしろそうで最初はこれを読み進めようと思った。

    なぜ2024年にともさかりえなのか。それは最近、2000年代周辺のカルチャーを中心におしゃべりするpodcast『Y2K新書』というチャンネルを聞いている影響である。1992年生まれのわたしにとっての2000年代は小中学生くらいの時期で、触れられる固有名詞については(そんなのテレビで見たような・・・)ぐらいのかすり世代ではあるが、3人の語り口とかけあいが面白くて、ききいっている。そのなかでわりと、ともさかりえさんのことがoften(頻繁に)語られて、きになって著作を借りるに至る。

    発売年をみると、ともさかさんが30歳ぐらいに書かれているようで、今のわたしの年ごろに書いたものなんだなあとしみじみしている。そして、ここ三十年商店に通ずるよき余白があってすごくなじむ文章である。

    日々の献立、悩みますよね。結局は定番メニューのローテーションなんだけど、家ご飯はそれくらいで丁度いい。新しい味にチャレンジするのも楽しいけど、それより家族みんなが大好きな味を、いつも変わらない味で提供することのほうが大切な気がします。ー『ともさかりえの徒然note』ふだんのご飯のページより一節

    書き手

    ぐっさん

    ぐっさん

    東京都墨田区/33歳

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