子どもが終わる時
息子が生まれてから『nohana』と言う...
悩みのタネに水をまく
ナヤミノタネニミズヲマク
2024年11月3日
店を営む。土曜は激雨につき人通りが絶滅危惧されていたが、日曜は晴れて息を吹き返した。今日の商店の顔ぶれを見ても行楽デーのようだった。
文化の日パワーも後押ししたのかは定かではないが、古本がいつもより飛び立っていった。動きがでてくると、なんかこんなのもどうすか?と勧めたくなるマインドが生まれた。NHK理想的本箱の幅允孝マインドを体にとりこんで、店にならんでいた本たちから今日のテンションで3冊選んで、ひっそり置いてみた。そして、そのうちの1冊が飛び立っていった。
選ぶこともまた思考のひとつだと思うので、なんで選んだんだろうと振り返ってみる。
【こりかたまった思考をほぐすかもしれない3冊】
①考え方のコツ/松浦弥太郎
自分が自分らしく仕事するためのヒントが綴られている本。方法よりも思考を教わるほうが理解が深まると最近思う。自分が動くときは環境やコンディションが違うから、同じ方法でやっていても結果が変わってくることがあるからだ。
②ただいま見直し中/小川奈緒
40代の終わりを迎える著者が、生活のあれこれを見直して今のベストを探っていくエッセイ。習慣やサブスクってのは無意識的に続けているという点においては、思考のコリそのものであって、時に見直すのが大事な気がする。(無意識に気づくのは難しいし、忙しいと気づこうとすら思わなくなってしまうけど)
③思いがけず利他/中島岳志
「利他」とはなにか、落語や土井善晴、NHKのど自慢の伴奏など身近なところから考えていく本。親切が「ありがた迷惑」に変わるのは相手に押しつけ(圧)を感じさせてしまうからであって、場合によっては踏み込みすぎずに接するのがいいときもある。最近、放つ(はなつ)のが好きなのは、対象を伴わない行為だからかもしれない。
久々の余談のタネ:小川奈緒さんについて調べていたらvoicyをはじめていたのを知る。聞いてみるか~。