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    悩みのタネに水をまく

    悩みのタネに水をまく
    ナヤミノタネニミズヲマク

    くぎ師

    店は営まないけど、店に行く。週末イベントの実機調整をする。

    前回準備しわすれたり、やり直しが発生したシールたちを貼る。そして射出部分の再取り付けをする。加工のしやすさやバネの兼ね合いやらで、鉛筆くらいの細めの太さの木の棒を採用しているが、最初に作ったのは2回折れてついに使えないほどになって新調した。なんだかハリーポッターを思い出した。杖と木の棒は紙一重である。

    一通り完成したら試し打ちをして、バランスよく入るか確認をする。偏りがある場合は、くぎを増やして挙動を調整する。いわばゲームバランスをととのえる作業である。ゲームバランスの調整と聞くとテレビゲームやソシャゲを彷彿とさせるが、なかなかにアナログな作業である。けっこう狙いに近いぐらいにはばらつきがでてきたので、完成とする。某ギャンブル漫画の沼のように、入らない設定にはしていないので安心して遊んでほしい。

    32歳になってなんて一日を過ごしているのだろうと真顔になることもあるけど、新しい顔にいれかえて、続けていくのみである。理想を追い求めて動くより、今出来ること(興味があると尚よい)を意味や意義を持たずにためしてみることで、脇道が活路になることもある。すごく不確実で知らない道なので怖いときもあるけど。

    saico34さんの今日の投稿に後押しもらいながら、現在に地に足をつけるために一本一本、釘をさしていくのであった。

    書き手

    ぐっさん

    ぐっさん

    東京都墨田区/33歳

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