蛍光が刺す
等々力渓谷の近くにいく。自然が生み出す豊かなグラデーションを、蛍光色の緑のコーンが刺しているのに目を奪われた。 余談のタ...
悩みのタネに水をまく
ナヤミノタネニミズヲマク
2025年7月15日
ダイソーで買い物をしているとナンプレ(数独)の冊子が売っていたので購入した。
電車で老男女の方々がときどき解いているのことでおなじみのものである。
解くとプレゼントが抽選で当たる問題もある。なかには現金なんかもある。
これまで紙媒体の数独に手をつけなかったのは「アプリの方が断然やりやすい」という気持ちが優(まさ)っていたからであり、実際やりづらい。同じ数字を探しづらく、いつの間にか破綻して、取り返しのつかないところまでいって、消しゴムで全消しする。だるいなあと思いながらまた解く。安い紙(少年ジャンプみたいな)なので、筆跡も若干残っている。だいたい同じ数字が入って、ちょっと流れが変わったら、クリアに至った。
この無駄さが、いかにも暇を潰している感じがあっていい時間を過ごした。アナログな数独には独自の趣がある。
夜、ヤフオクで落札したレコードが届く。レコードこそアナログ!な分野だ。
アントニオ・カルロス・ジョビンのボサノバの曲たち。ジャケットの佇まいと帯の日本語が当時の雰囲気を物語っている。ギターのバッキングに心地よいメロディのピアノがのっかり、アンビエントなフルートが演出され、つまりは完璧に構築されたゆるさがあって素晴らしい。コーヒーもいれてしまって、見事にきまってしまった。