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    悩みのタネに水をまく

    悩みのタネに水をまく
    ナヤミノタネニミズヲマク

    いつか話した気がする。

    木曜・曇り。午前中は会社員の活動をこなし、午後はやすみを獲得して蒲田に向かう。
    道中に神社があったのでお参りする。神社を出る前におばあさんとすれ違い「賽銭してばかりだから、お金が貯まらないわ!守られているけどね。」と話しかけられる。

    本日から開催のほしばさんとくまさんのふたり展「いつか話した気がする。」を目指し もりやまてい に赴く。建物は周りの住宅にとけこみながらも、存在感がありSF(すこし不思議)であった。

    とても心地よい時間を過ごせた。作品を見るというよりは、その場所で過ごすという感覚が強かった。
    本棚やインテリアの隙間に作品がとけこんでいて、断片的な記憶とつながっているような気がした。

    窓が大きくて、天気によってだいぶ印象が変わりそうだった。今日のような曇りの日には穏やかで曖昧な明るさがまた境界をぼやかしていた。そして可動式のラックが、小さな作品たちが、あちこちを行き交うことで、滞在している1時間のあいだにも姿を変わっていて、生きているようだった。

    浮遊感のあったこのひとときは、ふとしたときにまた軽やかに脳裏をよぎったりするのだろう。

     

    余談のタネ:駅に向かう途中によき雰囲気を醸す私設図書館を見つけたのけど、今日はやすみだった・・・もし出会えた方は情報求ム・・・!

    余談のタネその2:PSさんもブルージャイアント読者でしたか!嬉しい!モメンタム期は下積み感が一層強くて、溜め込んだエネルギーが6巻で爆発!でしたね。巻末恒例のインタビューの未来についに近づいた感じがします。

    書き手

    ぐっさん

    ぐっさん

    東京都墨田区/33歳

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