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    のちの野良

    のちの野良
    ノチノノラ

    嬉しみ日記

    能登半島地震後も能登で元気に運営中の「能登の古民家宿 TOGISO」。

    人手不足を補うため自分がスタッフとして入るときもあります。

    先日は福井経由でお越しになった家族をお迎え。夕食の際に宿のゲストブックに少年が日記を書いてくれました。

    きょうりゅうはくぶつかんがたのしかった。

    やどがひろくてたのしくて星がきれいだった。

    あぁ、星が綺麗で本当に良かったなぁ。と思っていたのですが夕食後にお父さんが「それならもっと星を見よう!」と少年を誘い一緒に外に出ていきました。久しくゆっくり星を見ていないので、僕もご一緒させてもらうことに。

    大地にゴロンと寝転んで空を見上げる。ひとりなら背中が汚れるから絶対にしないこと。起きるのも面倒だし、どうせ背中は汚れているからとのんびり空を眺めていると段々と目が慣れてきて星が見えるようになりました。

    大小様々な星々のまたたきと天の川。

    流れ星でも流れたら最高なのにねと話した直後に、大きな星がちゃんと願いを聞いて流れてくれました。

    大興奮した少年は宿に戻ってきてすぐに、ゲストブックに追記したのです。

    直筆の文字は興奮の熱量が伝わるので良いですね。

    この瞬間に立ち会えるのが喜びなのだなぁと感じたのでした。

    書き手

    ぴんぽいんと

    ぴんぽいんと

    東京都新宿区/43歳

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