誰よりも歓迎していた
1週間近く新潟の実家に滞在していた長男が...
のちの野良
ノチノノラ
2025年4月7日
「毋米粥」という、16人集めないと予約ができない料理がある。1人¥14,300(税込み)のコースなので、このお粥を食べるために必要な金額は¥228,800。お誘いを受けたので行ってきた。
場所は横浜中華街・南聘美食。
店の外には長蛇の列。
だが、選ばれし16人は列の脇から2F店舗へ案内されるVIP待遇。2Fのテーブル席に通される。さぞ立派な席に案内されるのだろうと思ったら普通の席。
四角いテーブルにターンテーブルが載っている席に座った。
会場の隅には、お粥が入った鍋が火入れされている。準備は万端。
次々と運ばれる食材が、お粥をくぐって茹でられるシステム。
出汁はお粥に吸い取られ、具は食卓に運ばれる。
クルマエビやアワビなど、高級食材が惜しげもなく登場してはお粥に投下される。
名古屋コーチンや長野産のしいたけなども追加。
出てきた順番に、温かいうちに食べます。
後半は山芋や大根、かぼちゃなどの根菜類が追加されます。
鍋の中も白濁し、良い感じになってきました。
正直、お腹の中も膨れ気味。1.5時間くらい徐行運転を続けているので満腹神経が刺激され過ぎています。
ようやくできあがったお粥がこちら。
¥228,800のお粥。
旨味が渋滞を起こしたような複雑な味。ホタテを味わえばホタテが出てくるし、しいたけを求めればしいたけが舌の上にやってくる。
16人集まらないと予約できないシステムもあり、ものすごい達成感と満足感。お声がけを頂けたおかげで素敵な経験ができました。このエンタメ感を共有するため、再び誘われたら間違いなく参加するでしょう。みなさまも是非、お試しください。
PS.幹事の方が作ってくれた「粥の会シール」をお土産にもらいました。
こういった気遣いもありがたい。みなさま、面白そうな企画があれば積極的にお誘いください。付き合いは良い方です。