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    のちの野良

    のちの野良
    ノチノノラ

    淡路亭

    25年ほど前に働いていたお店にビリヤード台があった。淡路亭さんとは仕事上で付き合いがあり存在は知っていた。その頃から一度は打ちに行きたいと思いつつ、秋葉原近くでビリヤードするような予定が入ることは過去に一度もなかった。

    別件で地元山形の親友に釣りのお誘いをした所、釣りには行けないが、まさに今、東京にいるのでこれからだったら付き合えるからランチでも行こうという返答。

    偶然にもビリヤードを教えてくれたのは彼だ。行きたいビリヤード屋があると伝えて淡路亭の開店待ちをすることに。

    電車から風情ある淡路亭の建物を見ることは多かったが、逆の視点で見るのは初めて。

    久しぶりなので、目が悪くなったことに驚きつつ、感覚を取り戻しながら楽しんだ。

    5本先取した方が勝ちというルールにした。

    黒板には1勝ごとに「正」の字をつくるのではなく、斜めに4本線を引き5本目で串刺しにする。

    白熱したゲームを楽しんでいたら、お店の人が声を掛けてきた。

    店「君たち、20年前のプレイスタイルで楽しんでるねぇ」

    僕「はい、本当に久しぶりにやってるんです。彼が教えてくれたんですよ」

    店「そうかい、それは結構なことだね。20年前からの常識として、ブレイクの時は布を敷くルールになっているんだよ」

    僕「…」

    青い布はブレイクシートといい、緑色の台(ラシャ)を保護するために使います。昔は任意だったような気がするけど、教えてもらえて良かった。

    イメージした通りに体を操作できると、手球が正しく動き狙った球が穴に落ちる。うまくいく回数は多くはないけど、この快感がたまらない。

    久しぶりに集中できたので、また時間をつくって行くことにしよう。

    書き手

    ぴんぽいんと

    ぴんぽいんと

    東京都新宿区/45歳

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