デパート!夏物語(2)
今日はワンオペ。オープンからお客さんが途切れることなく、17時にやっとトイレ&休憩。 社食には間に...
王様の耳は
オオサマノミミハ
2025年9月16日
今朝無事に帰宅。午後からはマッサージの仕事へ(ここは待機時間のほうが長い)。週末あれだけマッサージしたのに、その疲れはほとんど残らなかった。疲れているのは胃と肝臓。
今週のしいたけ占いで「自分の根っこを見つめてみる」とあったので、私の多くを占めてきたマッサージについて書いてみる。
この進路を決めたのは中学生の時。両親が公務員で仕事が忙しくほとんど家にいなかったので、“雇われずに自分で、子供に寂しい思いをさせないように家でも出来る仕事“ として考えた。成長痛で通っていた整骨院の先生の生活スタイルがお手本になったと思う。子供の頃からマッサージをしてもらうのは大好きだったけど、誰かにしてあげて褒められたり喜ばれた記憶はない。
(ちなみに「公務員で仕事が忙しい」というのは子供心に思っていただけで、大人になってから知ったのは、父はあちこちの単身赴任先で趣味の仲間を作っては遊ぶのに忙しく、母はその腹いせに仕事を理由にして帰らず遊んでいたのだそうだ。公務員、うらやましい。)
というわけで、結局鍼灸マッサージの資格を取って生業にしてきたけど、10年程前、不妊治療を止めて子供をあきらめたことで“子供“前提から始めたマッサージの仕事の意味がわからなくなってしまった。「子供もいないのになんで自分はずっとこんなことやってきたんだろ?」という感じ。
同時期に趣味でやっていた副業が忙しくなったこともあって離れてみたけど、年に何度かはバックステージなどの仕事を頼まれて、何となくやめなかった。
知り合いが「続けることも大事だけど、まずはやめないこと」と言っていたのを思い出す。
去年くらいからツツイ家のおかげで本格的にマッサージの仕事を復活。以前より肩の力が抜けたのか、ずっと揉んでいても疲れなくなった。
週末もたくさんの人が喜んでくれた。私にとってこれは生きがいとかではなくあくまで仕事(収入源)のひとつだけど、手放さなくてよかったと思っている。
これを書いていたら、仕事を理由に(大体はゆかさんと一緒にいる(笑))家に全然寄り付かないのは私も親と同じだ!と気付き、子供の頃の気持ちは成仏したかも。よかったね、私。よかったね、親。ありがとう、しいたけ先生。
特に写真がなくて、いつも自転車を停めている場所に生えてきたヨウシュヤマゴボウ。邪魔なんだけど、実ってきたのでちょっと遠慮気味に停めた写真。