犬みたいに
図書館へ本を返しに行ったついでにまた何か借りてくるループ。 なぜか昔からマッサージの仕事をやっていると活字が読みたくなる...
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王様の耳は
オオサマノミミハ
2025年10月10日
心と身体をつなぐ装飾
今日は久しぶりにタトゥーを入れた。（ここに書くにはあまりよろしくない内容かもしれないけど。）
友達のスタジオ。しばらく来ないうちに改装されていた。
肌に触れる所には全部ディスポーザブルシートやビニールでカバーされていて、正直なところ、衛生管理は鍼灸院よりずっと徹底されている。
こんな機械で入れる。今回は黒一色だったのでとってもシンプル。左上にある小さなプラスチックのがインクを入れる容器。インクを針先に吸わせて彫っていく。
友人が手際が良く上手なのと、機械で彫っていくので痛みはそれ程でもない。私は痛みに強い方だと言われるけれど、レーザー脱毛とそんなに変わらない。ただ、まちがいなく女性のほうが圧倒的に痛みに強いと言っていた。
私が個人的にやっている出張マッサージの看板も9年前に彼が描いてくれた。これを受け取った直後に、すごく有名?な女性ソウルシンガーから急遽バックステージの依頼を受けた。とても気に入っていただき、終演後ホテルのスイートルームまでトゥゴーしたというご利益のある看板。イベント出店時にも評判が良く、お願いして本当によかった。
友人とは10年以上の付き合い。不慮の事故で亡くなってしまった友達のパブで知り合い、タトゥーを入れるよりも一緒に飲むことの方が多かった。
今日も飲みに誘われたけど（タトゥーを入れた日にアルコールはNGというスタジオもある）、残念ながら明朝5時半出発で仕事のため、今日はあきらめる。
親のことやしばらく会ってない共通の友人のこと、子供の保育園選びのこと、お互いの夫婦のことなど、40代らしい話で盛り上がった。
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書き手
ふかやまゆみこ
東京都町田市／46歳
©30YEARS ARCADE
