9月がいった朝、まどろみの中憑き物がとれたように感じた。

いつの間にか寝てしまって、指に巻いたままの保冷剤は体温で温められていて。それでも、指はジンジン・ヒリヒリはもうしていなかった。

水ぶくれはみっつ。指もいくらか腫れたままだけど、心はトゲトゲしていない。

この数日、娘にだいぶ甘えていた。そのことにやっと気がつく。35歳も年下の娘に…頼りすぎ、とちょっと笑ってしまった。そして、深い愛に気づく。

私の日めくりカレンダーは25日で止まっていたから、1日にする。

さあ、もう気が済んだだろう自分。そろそろ進めよ。書いているからって、できているわけではない。もっと感じて考えよ。

半袖でないと過ごせなかったのに、いきなり半袖では過ごせないほどの朝。

夏が終わったベランダに秋がきていた。