28週1日

私の数日前の「とにかく眠い」の日記を読んで、わたくし心のかかりつけ医・耳ゆみさんから「妊婦さんがとにかく眠いのは、貧血から来ることがあります。もしよければこんなことしてみてね」的な、対処法まで書いた丁寧なメッセージをいただいた。実は前回の健診で「採血の結果、貧血の値が出ています」とお医者さんに言われていたので「まさに!」でびっくり。お医者さんには「鉄剤を処方しますが、これ飲むと気持ち悪くなる人が結構いて。飲める?」と言われていた。その場は力無く返事したものの、只今四六時中吐き気とおともだちな毎日なので、ここにそんな引き金を引きそうな薬、怖すぎて飲めていなかったのです…

自分の身体が自分でまったくわからない状態に突入している。だから、私以上に客観的に私の身体を読み取ってくれる近しい人の存在が神様みたいにありがたい。ある意味鉄剤より効くと思う。

健診の話でもうひとつ言うと「今この状態で診断書みたいなものって書いてもらえたりするんでしょうか?会社側から、何かお医者さんからの書類があれば、はやめに産休に。と言われており…」と正直に聞いた。返答としては「例えば“切迫早産”とかみたいに、はっきりと書ける症状があるわけじゃないから、診断書っていうのは難しくてね…」とのこと。悪阻と言っても何も食べたり飲んだりできず、数値に出るほどの症状ではないのも理解しているから、難しいんだろうなとは思っていたけれど。改めてある意味「そこまでじゃない」と断言されてしまうとつらいものがある。入院したり点滴したりするほどの症状がないことを、有難く思わなくちゃいけないのも重々承知しているつもり。だけど、私は私の世界の中だけでいいから、つらいぜ!って叫びたい。それはもう許して欲しい!!日記にも書いてばかりで本当にごめんなさい!!!!!

雨のちゆかさんの書いていたお祭りの話で思い浮かぶことがあった。私の地元は海で行われる花火大会が有名で、もちろん私が小さい頃からずっと行われている夏の風物詩である。しかしここ最近、観光化が進み、県外から観光客の方がツアーを組んでガンガン大型バスなどでやってくるようになったそうだ。

数年前、開催当日嵐のようなかなりの悪天候の日があったらしいのだが、この日強行突破ともいえる形で花火大会は実施された。観光ツアーでやってくる人たちもたくさんいる手前、延期などできなかったのだろう。この決断に市内からたくさんのクレームが集まったのだとか。「誰のための花火大会か!」「市民が楽しめることが重視されていないのでは!?(市民としては好天時に延期の方が充分楽しめる)」「地元の祭りが観光客のためのものになっていいのか!」と言った内容らしい。なるほどそれも一理あるよなあ。

おとなり長岡でも、もはや説明不要の超有名花火大会が開催されているが、河川敷は全て有料席になり、とてもじゃないけど昔のように地元民がふらりと見に行けるものではなくなったと嘆く意見を見た。

私の地元にしても長岡にしても、たくさんの経済効果をもたらす形で祭りが発展していくのはありがたい話だろう。だけど、同時に地元の人たちのための、という部分もこの時代だからこそ必要な視点だよなと思う。具体的にどうすれば、ってところまで私の足りない頭では考えつかなくて申し訳ないのだけれど、せめてそうであってほしいと願うくらいはさせて欲しい。