花火を見に来た夜から、ソフィがずーっと遊びたがっていたDervioの公園。ようやく電車に乗って来ることができた。隣の駅まで5分ライド。15分前に駅に着いてホームにいる人に聞きまくって切符を買ったり方向確認した。時間通りに電車が到着して安心。車があれば10分かからない道のりだけれど、旅先では怖くて車は運転しない。

電車は音も立てずにそれはそれは静かにホームへ入ってきた。ベルガモだとボロボロのローカル線だったりするが、こちらはピカピカだった。観光客がほとんどだから見た目をとにかく気にするイタリアっぽい。プラットホームはとても低く、線路に落ちるーって感じではなくて階段を降りるよう。たまに渡る人すらいる。

お目当ての公園も至って普通だけれど、新しい場所が好きなんだな。今日もすぐにお友達を見つけて、その子たちが帰ればまた違う子と変わるがわる遊ぶソフィ。わたしはそんな気軽に初めて会う子とは遊ばなかったなあ。

湖が見える公園だけれど、風があまり吹かずに汗がじっとりしてくる日だった。昨日BUTTER を読み終わった。後味は、あんまり好きなストーリーではなかった。共感ポイントがほとんどなかったからかな。英語版がベストセラーになっているようだけれど、なぜ流行るのだろう?薄ら滲む男尊女卑、ジャッジメント、家族、女性のキャリアと料理のミックスがアンバランスで面白いのかしらん。

‘Took the literary world by storm’ BBC

‘A killer Japanese novel’ THE TIMES

調べてみたら、英語版は日本語の原本より読みやすいとされているそうだ。翻訳をした Polly Barton は日本語の曖昧な行間を英語で再構築し直訳ではないものに仕上げた、曰くAI。英国人の彼女はロンドンのSOASで日本語を学んだそうだ。まさにわたしが日本語で読んでいて理解しにくいと感じた部分などを、構造を調整して「英語」としてわかる文脈にして届けているということだろう。誰一人として共感する点が見当たらなかった登場人物も「日本語版とはまったく別の人として」読まれているそう、これは一読してみたい。

柚木麻子の本は、今回はハマらなかったけれどもう1,2冊読んでみて傾向を見てみてもいいかな。

今日からは朝井リョウの「何者」を読み始めた。大学生、就活といった自分と照らすとずいぶん過去に過ぎ去った道ではあるけれど、人間が何者かであろうとするその滑稽なまでに生々しい描写は、面白くて好きだな。朝井リョウがとなりで話してるみたいな文体もわかりやすくて自分にはしっくりくる。話してるのをYouTubeでも何度も見たし、岐阜の人だから純粋に地元の贔屓目はあるのかもしらん。

昨日の夕方にテラスでビールを飲んだらとても気持ちが良かったのだが、寝付きがやたらと悪くて苦しかった夜。やはり飲むときはひとりではなく話し相手がほしいな。ビールはおいしくて◎だった。