長雨がようやく明けて、秋が忙しい。今日も双子2号君は遠征。茅ヶ崎なので昨日ほど遠くないが、集合時間が早くて6:12の電車に乗るということ。おにぎり作って駅まで送る。妻は今日も仕事。私は台所片付けたり洗濯したり。昨日抜いたサトイモ、乾いた土を落として根を切ったら、一応芋になった。食べられるかな。

雑事を片付けてせかせかランニングへ。昨日一回だけ聞いたモズの声、今日は5〜6箇所で鳴いていて一気に秋が進んだ感じ。道端できれいに穂を伸ばしているのはススキじゃなくてオギだった。

現代の日本人でススキとオギを区別してる人がどれくらいいるか分からないけど、植物としては明確に別物。オギは株ではなく、一本一本まっすぐ伸びる。ススキは株元から放射状に伸びる感じ。下がススキ。

ススキの方が乾いた場所によく生えて、オギは河川敷とか少し湿った土地を好む。なので道路沿いとか乾いた場所はススキが多いのだけど、佐島の丘の入り口近くに珍しくオギが生えていた。

オギは漢字は荻でススキは薄だ。荻は荻原とか荻野とか荻窪とか、名字や地名に多用されているのに、ススキは札幌の薄野くらいしか知らない。どちらも身近な草なのになぜだろう?こういう疑問はAIに聞くに限る。もしかして昔はススキも荻と言っていたのかな?と思ったが、むしろ昔の人の方が身近な植物の判別に厳密でオギは荻、ススキは薄だったらしい。どうも薄という漢字があまり縁起良くないという感じで好まれなかった?みたいな見解。ただ代わりに茅という字で表されているのかも?という説も。茅というのは植物の種類じゃなくて、茅葺の屋根を葺く用途で使われる草の総称だ。その土地に多い草が使われ、それがススキだったり、オギだったり、アシだったりする。茅に使う草が生えている場所を茅場とか言うのでススキはそういう形で地名や名字になっているのかも。茅場町と茅ヶ崎とか、茅野さんとか、茅はかなりある。ちなみにアシはアシで、悪しとなるので、良しと言い換えられて、ヨシとも言われる。ヨシの付く地名や名字はまた多々ある。そんなことを考えながら走ると結構退屈しない。

今日は道沿いのアザミにイチモンジセセリが群がっていた。小学生の時、このチョウを大量に捕まえて遊んだりした。佐島の丘公園では子どもが捕虫網を持ってトノサマバッタを追いかけていた。トノサマバッタは夏ではなく秋の虫。私は名古屋に住んでいた幼稚園から小学校低学年の頃、バッタ捕りに命をかけていた子どもだったので、トノサマバッタを追ってる子どもを見ると血が騒ぐ。(笑)バッタ捕りがしたい子どもがいたら、喜んで面倒を見て、自分の捕獲欲を満たすのだけど、残念ながら我が家にもうそういう子どもはいない。

そう、そして今日は長女の誕生日。妻が「もう23歳だよ!」と朝言っていた。ほんと、もう23歳。商店の中でベビーベッドとか、アカチャンホンポという言葉が出ている。懐かしい。アカチャンホンポとか西松屋とか、ファミリアとかプチバトーとか、色々あったな。最初は何も分からなかった。最初に買ったコンビのベビーカーは軽いんだけど押しにくくて難儀してマクラーレンに買い替えたり。アカチャンホンポは東京では五反田のTOCにあったので車でよく行った。駐車場がカメラでナンバーを読む方式。当時はあそこくらいしかなかったと思うけど、最近急速に増えてきた。色々時代は変わる。長女には誕生日おめでとう、とLINE。ちなみに彼女は私の日記を読んでいる。私がこの日記に仕事のこととか、AIのこととか、やや理屈っぽいことを書いているのは、長女が読んでいることも意識しているのかもしれない。

ランニングから帰って、慌ただしく庭にジャガイモを植える。8月に種芋を買ってあったのだけど、雨続きで植えるタイミングがなかった。今からで育つのか?という気もするけど、もうかなり芽が出ている種芋、とりあえず埋めてみるしかない。

そしてその後、バイクで武山へ。タカの渡りは今がピーク。昨日はサシバが400羽以上見られたらしい。ただそれは朝の話。午後からのんびり行ってもあまり期待はできないのだけど、とりあえず晴れているし、行けば何がしか鳥は飛ぶはず。しかし着いて見ると朝から観察している人が帰っていくタイミングで北からの風が強くなってきて、サシバとか渡るタカが飛びそうにはないコンディションに。でもまあ少しぼんやりと空を眺める。すると、遠くの山の上を俊敏に飛ぶ鳥影。双眼鏡で凝視。遠いけどハヤブサの仲間であることは間違いない。強い風をものともせず、風に乗って高く舞い上がったり、風を切り裂いて急降下したり、サーフィンを楽しむように風乗りして縦横無尽に空を駆けている。こういう飛び方をするのはチゴハヤブサだ。この鳥も北海道や東北で繁殖して冬は南に渡る種類だ。渡るタカを観察できてラッキー。ただこの鳥はサシバやハチクマに比べると、飛行能力が卓越して高い感じで他の渡るタカと雰囲気が違う。サシバやハチクマは結構一生懸命旋回して高度を上げて、風が強い時など、割と悲壮感を醸し出して渡っていく。でもチゴハヤブサは風が強かろうがなんだろうが自在な飛行でスピード豊かに軽々しく飛んでいく。今日見た個体も急いで渡る気がないようで、山の上を飛び回ってトンボを捉えて食べながら遊んでいる感じだった。ずっと遠くの山の周りを飛び回っていてとても写真が撮れる距離ではなかったのだけど、姿が見えなくなったと思ったら不意にこちらの山裾から急上昇して私が見ている場所を高速で過ぎて行った。かろうじて3枚ほどシャッターを切ったら、運良くピントが合っていた。カッコいい!

今日は良い日だ。