2025年の夏、50歳になった記念に好きなモノ・コトを詰め込んだ旅を振り返る、9ヵ国23都市の記録と記憶。

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5時ごろ目が覚めた。今どこにいるのだろう?エーゲ海の島々を抜けて、ギリシャ本土の半島内まできていた。お腹すいちゃったな。売店のコーヒーは€4(約712円)と目が覚めるくらいとても高かった。パン類もあったけどおいしくはなさそう。思考停止中の人たちがコーヒーを注文している。こんな時には血糖値を上げよう。トルコのピスタチオ・チョコバー。

朝日を見ようとあーぼうを起こす。もちろん不機嫌。でも起きたということは見たいということ。屋上デッキまで上るとしっとりとした風が吹き抜けていく。デッキ(屋外)で夜明かしした人も多いようだった。もちろん、寝袋などで寝床を設えたり椅子とテーブルを活用したりしていた。晴れていたので星を観てたりもできたし、読書してる人もいる。甲板の方が意外と快適だったかもしれない。船内の冷房は本当にきつかった。

この船には個室もあるようだが使用されていたのかわからない。Blue Star Ferries公式サイトで予約するときにキャビン(寝台)の選択肢を見つけられなかった。まっすぐ伸びた廊下で扉を避けて一定間隔で多くの人が寝ていた。こんな立派な客船の通路でそこいら中に人が寝ているのって、自由過ぎる。

消防士の団体も乗船していた。もしや山火事の関連かも。日本を出る前にギリシャの日本大使館から山火事に対する注意喚起メールが何度か来ていた。気温の上昇、乾燥、季節風などの影響で、ギリシャ各地で山火事が相次いで発生し猛威を振るっているそうで、ギリシャ消防庁の発表によると、私たちの日本出発前日時点で48時間内に152件の山火事が発生しているとのこと。152‼︎

到着1時間前より日が昇り始めた。鮮やかなピンク色で美しかった。7:10、無事にピレウス港に到着。到着するや否や、出口に人が殺到するのは飛行機と変わらない。私たちも荷物をまとめて出口に向かうが一向に動かない。出口が極めて狭いのに下船でも無秩序に人々は動いている。急ぐこともないので、実は優雅な客船だったのかもね、と途中で座ったりしつつ出口に近づいていった。外に出るまで結局1時間かかった。

調べておいた最寄りの地下鉄駅まで無料バスに乗れるとのことだったが、バス停は分かったけど行先が分からない。誰かに聞きたくても誰もいないし、表示もない。行きたい方角は分かるので、最悪歩こうと思った。が、あーぼうの機転(というか勘)で無料バスに乗れた。バスに乗って分かった。歩ける距離ではなかった。昨日のフェリーターミナルよりは広いだろうと思っていたけど、想像以上に広大だった。ターミナルではなく、正に港!行先ごとに所定の岸壁に船をつける、以上‼︎といった感じ。ギリシャ中の島々からかなりの便数あるはず。だけど空港みたいに着いたらすぐ分かるようなところに旅客専用待合所など見当たらないし、車も物流も多い。もしもここからの乗船だったら、私には絶対に乗場を見つけ出せなかっただろうし、船に間に合わなかっただろう…国際線だったら保安、出入国審査があるからもう少し分かりやすいのかもしれない。とにかく広大な港。そんな中、スーツケースを引いて歩き出す人もいるし、降りたら目の前に迎えにきた自家用車に乗って去る人もあり。

港には港湾警察がいるけど、全くピリッとした空気はない。かっこいいけど。

バスを降りたらスーツケースやバックパックを背負った人たちが列をなして地下鉄駅へ連なっていく。私たちもその流れに乗り、無事に緑路線の地下鉄ΠΕΙΡΑΙΑΣ(PIRAEUS、ピレウス)駅に到着できた。

とってもお洒落なアールデコちっくというのか、ギリシャというよりパリみたいなイメージの駅構内へ。券売機は英語表記が選べたが、これまた事前調査にあった子ども料金が見当たらなくて、とりあえず普通のチケットを2枚買った。1人€1.20(約214円)、90分以内であれば何度乗り換えても一律料金らしい。改札口に紙をタッチしたのに開くのが不思議。チケットを透かして見ると、UNIQLOの商品タグのように中にチップが入っている。

落書きが激しい車両がやってきた。ホームを出ると駅周辺はとにかく落書きだらけ。どうやったらそこに書けるんだ?という場所にもみちみちに描いてある。ピレウス駅を出るとすぐ大きなスタジアムの脇を通った。「あ、パナシナイコスのスタジアムかな?」と突然思い出す自分にびっくりした。初上陸の場所なのに、学生時代にインプットしたサッカーチームの名前×地名は今でもこんな風にフワッと出てくる。夢中になったことは何十年経っても記憶されているのだと痛感した。

とかなんとか、新しい街にアドレナリンが溢れ出過ぎてしまい、うっかり乗り過ごしてしまった。駅名を見てもパッと見がギリシャ文字で認識できず、Googleマップで確認してみたら宿のそばを走り抜けてしまっていた。一つ先のΘησείο(Thissio、ティッシィオ)駅で降りて折り返し。その時うっかり視界にいれてしまった、あの丘の上にはパルテノン神殿。あーぼうは「まだ見たくない!」と見ないようにしていた。

宿の最寄駅 Πετράλωνα(Petralona、ペトラローナ)駅も駅前からの通りも庶民的でとても親近感のわく雰囲気だった。建ち並んだアパートには所々商店が入っている。テラスにはみんなタープのような日避けがある。実際にはまだ朝8時だけど、かなり陽射しが強い。日陰を歩かねば。だいぶ南下して来たんだなあ、と思った。おじさん2人組とすれ違った。1人はギリシャ正教の僧侶ではないか!ここにあるのはモスクではない、正教の教会だ‼︎そうだった、ここはイスラム圏ではないんだ‼︎と、国が変わったんだとはっきり自覚した瞬間だった。するーっとギリシャに入ってきたけど、違う文化圏だ!

ひとしきり、ひとり脳内で盛り上がってみたが、実際足元はかなりボロかった。道路は石畳ではなく、アスファルトだけど、工事を繰り返してかなりボコボコ。そして気をつけないと歩道に地雷(糞)がある。

車は普通にきれいなVWやシュコダ、ルノーなどのいわゆる大衆車がきれいに縦列駐車されているけど、ありえないくらいボロいものもある。これで走れるの?ってくらい破損しているけど、街の縦列に馴染んでいる。治安は悪くはないと思うけど、暗くなったら分からないかも、とピリッとした気持ちが湧いてきた。

今夜の宿はかなりかわいい。立地と評価などで探っていたときに見た目で♡だったここにした。ATHENIAN YARD SUITES。サービスアパートというカテゴリーらしい。アテネの中心地はかなり賑やかでお家賃(宿代)が高いホテルが多い。ピレウス港からも空港までもアクセスがよく、治安のいいエリアを探ったところ、アクロポリスの丘の麓にこの宿を見つけた。

事前に知らされていたアクセス方法で外扉を開けると中庭というか中テラスがあり、そこで若い兄さんスタッフが感じよく応対してくれた。1時まで部屋に入れないので、荷物を預けて朝ごはんを求めて再び通りへ出る。10時になろうというのに、カフェはどこも営業していない。コーヒーとパンと思しき紙袋をお持ち帰りしている人を見かけたので、その人が来た方へ行ってみる。なんとか見つけたアテネのタリーズのような店でコーヒーとクロワッサン。あーぼうはチャイ(紅茶)がなくて残念そう。仕方なくスプライト。しばらく、通りを眺めたり本を読んだり記録をまとめたり…といろいろやって過ごすが1時までまだまだ長い。

全く見当もつかない文字。(ギリシャ語は大文字と小文字が全く違うらしい。Μがμ 、Ζがζ など。)

目の前に停まった黄色いオフィシャルなタクシー。こんなピカピカな車もあるのか…

そこまで暑くもないので宿の周りを街ブラ。駅を出た時より商店も人通りも増えてきた。Googleマップによるとスーパーマーケットがあったので行ってみる。

Άλφα-Βήτα Βασιλόπουλος(Alpha-Beta Vasilopoulos, アルファ-ヴィータ ヴァシロプロス)という店名が壁に張り付いていたが,見た目は全くスーパーに見えない。中の様子も分からないが入店していく人がいたので入ってみた。1階は駐車場だった。開店したばかりで、店員さんたちがせっせと品出ししている。私は端っこから色々見て回る。知っている物でも何が書いてあるのかさっぱり分からないのが面白い。ギリシャ文字のいろいろが欲しかったが、消費しきれないので諦めた。物価が安いのか高いのかも分からない。文房具コーナーなどあーぼうには酷だった。私以上に物欲との戦いにしかならない。

エスカレーターの隙間に独特な陳列。棚卸とかしないんだろうな…

本場でギリシャヨーグルトを食べたかったが、とにかく大きすぎて諦めた。テラコッタ(風?)の容器も欲しかった。涙

種類もサイズも豊富なオリーブオイル。2Lでざっくり€11~15(約1930〜2650円)くらいか?そこまで安いわけではなさそう。

チーズの量り売り。このスーパーがやっぱり穏やかなこのエリアを象徴している気がした。

やっぱり幼少期から身近な存在なんだね、オリンポス12神。

あと1時間くらいでチェックインできる、というところでくたびれ果てた。公園や広場のベンチでもよかったが近くに何もない。街中でぼんやりするにはバス停が1番。大抵ベンチと屋根がある。通りを眺めながら思う、やっぱり治安は悪くない。だけど、激しい落書きと道路のデコボコの激しさ、時折見かける廃車レベルの自家用車…歴史的とか年季が入っているとはよく言い過ぎな気もする。家並は穏やかだしかわいい。が、空き家は容赦なく落書きされ廃墟感増し増し。生い茂る街路樹はオリーブが多い。たくさんの実がついている。鳩やカラスもみたことのない色をしている。

ようやくチェックイン。とにかく、シャワーに入りたかった。この部屋に似つかわしい、ウッディ系の香りのボディシャンプーに癒された。しばらく休憩。TVはギリシャの昼の番組。

シートみたいな床材で総タイル張りではないが、床の柄と天井のテラコッタのようなレンガのような色が気に入った。小さなシンクと電気コンロ、冷蔵庫がついていてキッチンまでいかない設備が◯。

洗濯やWi-Fiのことを聞きに宿のマダムに質問したら、「だから!さっきメールしたじゃない!」と物凄い勢いでまくし立てられた。え?あ、すみません…なんかとても忙しそうなのはわかるけど、ひょえー!な怖さ。おっしゃることはごもっともですが…私も脳みそが働いてませんし…彼女は私の中ではロッテンマイヤー女史という名に変換された。(アルプスの少女ハイジより)Wi-Fiのパスコードは彼女の言うといり部屋の冷蔵庫に貼ってあったし、洗濯は€7(約1230円)もするからやめた。とにかく昼寝しようそうしよう。彼女の眼光の鋭さにトドメを刺された。

私たちの部屋も中テラスに面しており、隣りがダイニングルームでいつでも手作り焼き菓子とコーヒーなどが頂けた。

16時を過ぎたので再始動。ついにパルテノン神殿へ。昼寝している間、激しく雨が降ったらしい。なんとなく暗いし、しっとりしている。まだ小雨がぱらつくので折畳傘をさして歩き始めたが、すぐに日差しがギンギンにもどり日傘と化す。Googleマップによると宿から神殿の隣りの公園を通っていくよう案内さる。どんな公園なのかよく分からないけど、まだ明るいから大丈夫かな。その前にGoogle評価の高いギロス屋さんが近所にあって立ち寄ってみたがお休みでがっかり。Googleとまたしても営業時間が違ってた。この街はそういうもだとしておこう。

パルテノン神殿は事前予約でチケットを入手していたし、時間に余裕がなくお腹が空くと険悪モードになっちゃうけど神殿に向かう。部屋でおやつ食べといてよかった。あーぼうもパルテノン神殿を熱望していただけに、そっちが優先モード。

歩いていると、街中に遺跡。

ちゃんとGoogleの案内通りの道筋なのだが、公園というより廃墟みたいな空間すぎて不安になる。信じられないくらい舗装もされておらず、本当にここか?!ここなのか??

入口とされるところは入口ぽいからとりあえず入り込む。にゃんこ様がお出迎え。

遺跡と言われれば遺跡だけども。ありのまますぎて戸惑う。(フィロパポスの丘というところで野外劇場なんかもあるらしい)

説明の看板が現れ始め廃墟ではなく遺跡の中にいる!と思える所まで緩やかな坂を上がった。その先にはパルテノン神殿が見えてきた。

雨が降ったおかげで涼しくなっていたが、水筒が空になってしまった。空気がカラカラなので暑いとき以上に喉が渇く。これからがパルテノン神殿本番なのに水筒なしには厳しい。ようやく大型バスが次々と入ってくる駐車場に出た。売店(その名もACROPOLIS KIOSK)で水を買う。吸口付きボトルのエビアン750mlしかない。€3.5…626円!午前中に宿近くのコンビニのようなミニスーパーで買った水は1.5Lと500mlの2本で€0.91…91円だった。(いずれも消費税は13%)… これは…これは…観光地価格なの?アクロポリス価格なの??とりあえず1本だけ購入。

色々と気になるものばかりの売店。品揃えがハンパない。

神聖なるエビアンで潤いを得て、気持ちも新たに、予約した17時にアクロポリスの丘へ入場。さすが世界でも有名な世界遺産の1つ。浮かれた観光客でいっぱいだった。もちろん、私たちも浮かれていた。月桂樹のティアラをつけている人や白いドレスの女神アテナも何人か見た。(女神グッズはそこら中の土産物屋で売られている)

アクロポリスの丘の入場料は大人€30(約5110円)、EU以外でも18歳未満は無料。3ヶ月前にオンライン予約。野外&丘の上なので真夏は40度越えするらしく、暑過ぎると危険とのことで夏場の日中は入場中止になることも。遅い時間であれば入れなくなることはないだろう…日没や夜景の時間はまた違う感動があったかもしれない。あまり遅い時間に宿に帰るのはちょっと不安だし、と無理せず、夕飯前くらいの時間で17-18時の枠で予約。それにしてもeチケットの味気なさよ…チケットが欲しかった。

熱中症対応なのか救急車両が待機していた。休憩所を設けたり日除をつけたりなんてせず、あくまでも遺跡そのままであり続ける。

アクロポリスの丘にはもちろんいくつもの遺跡があるけど、全部をじっくり見て回る時間も気力もなかったので、とりあえず写真をとりながら進む。(後で写真をみたら「必見ポイント」はほぼ写っていた)

これがあの、パルテノン神殿!乗り継ぎで思わず発生したアテネ泊だった。アテネに来たらやっぱり行ってみたかったし、ギリシャ神話にも私より詳しく関心が高いあーぼうが熱望していた。彼女の大好きな(Eテレの番組)びじゅチューンのパルテノン神殿の曲を口ずさみながら見物。これがまたかなりエモいメロディなのでグッとくる。

豆腐のように四角くて白い大理石は経年とともにこんな石になっていくのか。適当に置いてありそうな気もしてしまうが、この石たちはいつかの時代のものなのか、と思うとワクワクする。円柱はまるで骨粗鬆症。

そしてここにもにゃんこあり。

このTVや教科書に必ず出てくるお馴染みの世界遺産だけど、私もギリシャに来た!ついに来た!というような感慨深いものがいきなり生じた。単純。遺跡物も素晴らしいのだが、この地形にグッときた。古代の巫女はこの目線だったのか、と思うと鳥肌。

絶景の手元には様々な文字が刻まれてしまっていた。現代人のエゴ丸出し。

残念ながら何十年かに一度の大修繕らしく、所々修復中だがそれもかなりレアなのでよし。これだって何年もかけて行っている。部分的にこうやって修復していくのか?それだってエラいデリケートな作業だろう。直しているところも見てみたかったなあ。

のんびり見物できて大満足。出口へ向かう。そして来た方向と逆の、Plaka(プラカ地区)へと降りて行く。迷い込みたくなる路地が突如始まる。

個人宅なのかホテルなどなのか。玄関先には遺跡が!

街並みに合う、美しいにゃんこ。

道ゆく人々が柵越しに撮影していたここはローマ時代のアゴラだった。

住宅地や遺跡の間の路地を進むとアテネで1番賑わう繁華街へ続いていた。みんながこちらから上がってくることに納得。さすがにお腹が空いたので食事。たくさん飲食店もある。明るいけどもう19時、夕食タイムの始まりなのか、テラス席は埋まり行列のできているお店も多い。またあれがたべたいよね、と昨晩食べたGyrosギロスの美味しいお店を猛ダッシュで検索。やってるのか半信半疑でStreet Souvlakiというお店に向かう。適度な混み具合で営業していた。

左のポーク€3.60 、右のチキン€3.60 、フライドポテト€3.50。ここで注文したレモンティー250ml缶は€1.70 合計€12.40(約2220円)

memo: σουβλάκι( souvlaki、スブラキ) 

このファストフード、実は昨日のGyrosギロスとは少し違うらしい。スブラキは一口大に切った肉(主に鶏、豚肉)を串刺しにし、炭火焼きかグリルしやもの。ざっくりとした説明ではスブラキは串焼きの角切り肉、ギロスは塊肉から切り出した薄切り肉、とのこと。どちらもピタパンに野菜やフライドポテト、ザジキ(ヨーグルトソース)と一緒に挟んでラップ状(ピタ・ギロ / ピタ・スブラキ)にして食べる「ギリシャ人の国民的ストリートフード」が。ややこしいことにギリシャ人でも住んでいるところにより、スブラキもギロスも定義がちがったりするそうだ。私にとってはスブラキもギロスと同じ美味しいワンハンド飯であることにはかわりないけど。

美味しく満たされたお腹を抱えて、Οδός Ερμού(オドス・エルム、エルム通り)を抜けてΠλατεία Συντάγματος (Platia Syntagmatosシンタグマ広場)の地下鉄駅まで歩いてみることにした。

我が街、大倉山のエルム通り商店街はここアテネのエルム通りと1988年に姉妹通り(姉妹都市)提携を締結していて、実は通りもパルテノン風にデザインされている。もしかしたらここにも記念碑があるかも!?とあーぼうは探してみたが見つからず。本場のエルム通りは歩行者天国でアテネの「銀座」でありやっぱりオシャレ。うらやましい。そして目下夏のセール中で大賑わい。スナック屋台も出ている。

とうもろこしはアテネでも人気スナック。

Πλατεία Συντάγματος (Platia Syntagmatosシンタグマ広場)で振り返ると、エルム通りを徐々に上ってたのがわかった。日が傾きはじめていた。

シンタグマ広場はよくデモで登場するところ。ストもしょっちゅうある。人々が立っている前の壁は無名戦士の墓、その後ろは国会議事堂。このすぐ下に地下鉄の駅がある。

朝と違う青い路線で2駅分、Κεραμεικός((Kerameikos、ケラマイコス)駅まで乗車。シンタグマ駅はとても無機質で近代的できれいだった。ちょっと旧東側というか共産圏ぽい。落書きがない。そしてスリが多いので緊張感を持つべく、あーぼうと「スリ注意報」を出し合う。あーぼうは財布を持っていないけどそういう感覚は大事。

改札の上にあるオブジェにはよく見ると時計が。ちゃんと時間も合っていた。

ケラマイコス駅もきれいだった。青い路線はきれいなのかも。自動改札では切符は回収されない。一度改札したらもちろん90分後には無効になるけどいいお土産になった。やっぱり子ども料金が分からなかったのでケラマイコス駅で駅員さんに聞いてみようと窓口へ行く。シンタグマ駅の窓口で身分証の提示が必要だと言われた。むむむ。小人用PASMOを買うのも面倒くさかったが、更に上を行く面倒くささ。もうあと明日の空港までしか地下鉄に乗らないのでもういいか…(それは正にPASMOみたいなカードの買い方だった。紙の切符は窓口で買えたらしい。上手く話が伝わらなかったのか駅員の勘違い案内だったのかは謎。←2026年には子ども料金の切符は券売機で買えるようになったらしい)

駅の隣に公園のような遊園地のような施設があった。さすがにくたびれ果てたので通り抜けて帰ったけど、煙突の感じから何かの工場跡地だったのだと思う。

宙吊りにされているのはダイニングテーブルセットらしい。Dinner in the sky と表記されており、結構人が座っていた。空中で夕食中なのか?

産業ガス博物館に残る煙突らしい。

ケラマイコス駅は朝のカフェのすぐ近くだったので地図を見ずに帰れた。

朝はやっぱり早過ぎたみたい。床屋さんやカフェは営業していた。

アテネでロト(宝くじ)はカフェみたいになっていて、おじさんおばさんが賭けていた。

宿の前の小さなスーパーで水など買い物。やっぱりベッドで眠るのはいい。爆睡。

コンビニ前で誰かを待っているにゃんこ。

コンビニのレジの雰囲気が好き。

お疲れ様ドリンク。レモンスカッシュ330ml €0.72(約128円)

今日の街歩き

アクロポリスの丘、エルム通りからシンタグマ広場と一応アテネの要所へは行けた。

朝、カフェがことごとく営業していなかったし、アクロポリスの丘に行く前のギロス屋もやっていなかった。Googleマップはあてにならん。頼り過ぎは禁物。観光客が多い街ほど場所を適当な投稿も増える。場所が違う所に投稿してる人も多い。

事前調べでアテネに対する警戒感が高過ぎたかも。だけど、私の中ではギリシャ人は「ラテン系より自由気まますぎる」印象が強く、スリ系の犯罪も多いという昔からのイメージ故。街中に悪い奴らがいるというより、やはり危険なエリアは決まっていて、そこに入りこまなければ怖くはない。はず。街歩きは最低限の警戒心があれば問題なし。