
ソフィをセイリングに送ってから、夫と湖畔を散歩。精神的ダメージ&ソフィの風邪を経て3週間ぶりのコモ湖だ。
鳥の鳴き声しか聞こえないような静かな道をふたりで同じ方向を向いて歩いたのは、いまのわたしにはいつもより増して癒しに感じた。
相変わらずジョークにしようとしたりするので、その都度、顔を見て冷静に「あなたのその言葉がわたしをどれだけ傷つけているか理解してほしい」と伝える。彼が理解しようとしてるかはわからない。だけれど、わたしはこうしていちいち言葉で伝えることから逃げてきてしまったのだと思った。ちょうど夫が、家族との時間に目を向けるのから逃げてきたように。

坂道を下っていくとそこには修道院があった。神父になる人が住むところだ。湖を見渡せる芝生や教会があり、誰でも入ることができる。「あなたにここに入る資格はあると思うか、もう一度自分に聞いて欲しい」と夫に言うと「ある」と言った。奴は本気で言ってるんだと思うが、わたしはなんだかなーと思いながら。でもカトリックじゃないわたしのほうがアウェイなので、ふたりで一緒に散策した。
自然のやわらかさににこころが癒され、今日はちょっとだけ涙が滲んだけれど泣かなかった。
セイリングを終えたソフィを迎えに行くと、新しいお友達(彼女も同い年のソフィだった)と楽しそうにブリーフィングのあとにパニーノを食べていた。湖の見える大きな岩の上にふたりで座って。若いっていいなあ。




