
木枯らしが吹いた日に富士山はもう雪が降った模様。雲で定かに見えないけど、かなり下まで雪化粧している感じ。冬が近付いてきた。
今日は隣のグループが行っている募集の締め切りの日。17時の締切後、確定した全応募者のデータを担当者が出力して、私が要求した定義、形式に調整して送ってくることになっている。最終的に3000以上かな?応募者のプロフィールなどが募集の条件を満たしているのか、各自のエントリー内容をチェックし、過去に問題がないか本部のデータベースと照合し、問題がないことを確認した上で、全国各県用にデータを切り分けて配布する。全国ではエントリーレポートの内容を読んで採用者を決める。エントリーレポートの審査は本部で担当する量も結構多くて一人で400字程度のものを50人分くらい読むそうな。
で、去年まで個別データのチェックは目視、データベースとの照合は一人ずつ手作業でのシステムに入力照会、リポートは担当者にPDFで配布し、紙にプリントアウトして読んでいた人も多かったらしい。恐ろしい。事務作業に時間がかかるため、全国に速やかにデータを配布できるように、金曜の締切後、土日動員フル残業だったということ。
今回は、全国に配布できるまでのチェック照合をすべてAIで行う。業務の流れは私が考えて、必要なデータを準備し、出力のルールや定義もあとの業務フローがスムーズに回るように計算してある。そこまでやったら、もうグループで自走してくれてもいいのだけど、今回については不安そうなので、データ照合は私がやる。17時の締切の後、担当者がデータを順調に出力して調整して確認の上に私に送ってくるのは19時から20時くらいの見込みか?明日の朝7時にスタッフを招集するので、朝までに照合データを送ってくれれば、という話になっている。そんなにかかるわけはないと思っているけど、まあとりあえずそれで。
という状況なので、今日は夜の本番に備えて在宅勤務となっていた。こうした中、昨日兄から連絡があり、グループホームの母が転倒して後頭部を打った、ということ。職員によると大事はないというが、先に影響が出る可能性もあるという。で、兄が動けないということなので、午後、大森へ行くことに。
正直に書くと、母が心配で、という気持ちはほとんどない。グループホームからもすぐの対応は求められておらず緊急性はない。義理、義務感、みたいな感じ。転倒して頭を打ったけど、親族は誰も来なかった、ということの気持ち悪さ?別にそれが親族に伝わるわけでもないから世間体を気にする必要もないが、何だろう?やはりここで誰も行かないのは薄情だろう。人一倍薄情と言われる私でも後ろめたさや気持ち悪さがある。

大森駅でクッキーを買ってグループホームへ。母は椅子に座っていたが、前よりもぼんやりしていた。数日前、叔母、すなわち妹が姪と来てくれたのだけど、その話を振っても、リアクションは薄かった。職員によると、やはり認知機能の低下の進み方が加速している感じらしい。転倒は歩行器につかまって歩いていたが、なぜか体が反ってしまい、後ろに倒れたということ。最近、「歩き方が分からない」と言うこともあるらしい。安全を考えると車椅子の使用も選択肢だが、そうなるとさらに衰えが加速して寝たきりが近付いてくる可能性もあるということ。家族で考えてください、ということなので兄と相談だろう。
グループホームに行く前に実家マンションに寄って部屋に風を通して水回りを流した際に、少し父の部屋を点検した。そして父が晩年整理していた手記のファイルを久しぶりに見た。新聞記者だったので筆まめなところがあって、色々書き残そうとしていた。まあ手で書くことがキツくなり、PCやiPadを使うようになったものの、その操作を飲み込めず、そのサポートとケアに私が膨大な労力を費やしたのだけど。でも振り返ると、ファイルの表紙に本人がこう記しているので良かったのだろう。

ファイルをめくると、会社のOB会の会報に父が80歳で寄稿した記事がある。これは私もよく覚えている。記事を読んだ元の同僚や部下からたくさん手紙などが来て、母も喜んでいた。改めて見るとこの時点でパーキンソン病と付き合い7年、とある。まだコロナ前の2017年。現実的にはここから死去までの5年が厳しかったのだけど、まあいいか。小さかった双子がかわいい。本当に我が家は子どもたちに助けてもらったし、私の親孝行を代行してもらった感じだ。


母のグループホームは元の大田区役所、現在の文化施設に近い。いわゆるかつての馬込の文士村界隈。朝ドラで現在プロモーション中らしい。同じ大森でも線路向こうの海岸ギャンブル、スラム地区のうちの近くとはちょっと雰囲気が違う。(笑)



家に帰り、データを待つと予想より早く、18時前に届いたので、私もすぐに対応。事前にそれなりに入念に十分なテストをしていたので問題なく処理は終了。19時前にデータを送り返せた。結果的にあちらのグループの明日の勤務開始は7時から9時に変更されたということ。良かったのでは。

母の部屋にあった叔母がもってきてくれた誕生日カード。来月始め、もうすぐ母は84歳の誕生日。さてどうしようか?





