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    ピーエス

    好きな瞬間

    好きで選んだ仕事を好きで続けて24年目。

    建築の構造設計という仕事は設計した内容の裏付けとして計算による根拠が必要となることが多く、しばしば「計算得意なんですね」とか「もともと数学お好きだったんですか?」とか言われるがぜんぜんそんなことはない。むしろ数学は努力しないとできない分野で、高校時代は先生方から工学部を受験することに反対されまくった。

    で、けっきょくなんで建築家でもなく構造設計をやっているかといえば、その1本の柱とか梁の材料や断面のサイズを決めるのに計算などを用いて合理性の高い設計ができるから。それが気持ちいいからである。

    今日の写真は昨日の仕事中のちょっとしたメモ。ある部分に掛かる力を想定して、計算で求め、それに対して調達やコストなどを総合的に判断して適切な材料、部材を当てはめる。そうするとこの部分は(少なくとも私の設定した条件下において)合理性の高いものとなる。この状態が気持ちいい。

    今日も私は図面の端の余白で電卓を叩く。

    書き手

    田畠隆志

    田畠隆志

    神奈川県横浜市/47歳

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