お手製ヘルメット
ピカッ！ゴロゴロゴロ…と、空が不穏な様子の中、保育園からの帰路。雷怖いボーイは手で頭を覆いながら歩く。 かわいいなー。 ...
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ピーエス
2024年10月2日
横浜の景色（リアル）
火曜、朝から打合せのため弊社から徒歩10分ほどの設計事務所へ。横浜は関内のどまんなかにある。「弊社最寄駅は桜木町です」なんていうと海の上に浮かぶような瀟洒なビル群を想像されがちで、「桜木町駅のその景色と反対側の野毛に事務所があります」なんていう説明をすることが多い。関内も知ってる人は「歴史・風情がある」というよりは「ただの古い街」の印象が強い気がするが、外部の人はやっぱり「海の近くのおしゃれなオフィス街」的なものを想像しがち。
昨日は打合せのあとにその事務所が入っている建物の屋上に上がらせてもらった。関内の街なかはすごく古い建物が点在していて、集合住宅が割と多い。いや、元・集合住宅というべきか。現在ではそこにテナントや事務所が入っているケースが多く、外から見ても集合住宅感は無い。その住宅感の希薄さはバルコニーが無いからで、物干しは屋上を共有というケースが良く見られる。ここもそれ。
もうこの物干しを使っている人もいないだろうに、物干しは整然と並び続けている。
そしてこの感じ。これぞ横浜・関内のオフィス街の風景！という感じである。
ちょっと身を乗り出すと真っ直ぐな通りの向こうに横浜スタジアムが見えるというのもまた良い。これぞ横浜。
これぞ横浜、なんて書いていて「能登の田舎者のくせに」とセルフツッコミしつつ、でも考えてみたらもう横浜のほうが長いのか、と思い至る。
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書き手
田畠隆志
神奈川県横浜市／47歳
©30YEARS ARCADE
