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    掲載とカヌレの祝祭

    特に書くようなことがない日もあれば、書きたいことがいくつもあってタイトルに悩む日もある。まあそれが日記というものかもね、と思いつつ今日も書く。

    朝、いつも弊社の会計の助言をしてくれる高校の同級生に会う。色々と相談。なんだかんだわかりやすくするためには売上1.5倍目標。しかしそこに到達するには相方と2人では厳しそうでもある。人を雇う?悩ましい。

    事務所に戻って一息ついたら沖縄の建築事務所と定例打合せ。今回は私が話すことも少ないので耳で聞きながら写真探し。12月に急逝した建築家の個展を有志で開催しようという話があり、出会った頃まで遡ってハードディスクから写真を掘り起こす。仕事仲間であり、友人であり、色んな人との繋がりの起点になっている人で、色んな状況の写真が見つかる。

    午後、数日前から胃腸の調子が悪かった妻が胃カメラ飲んでいて、結果連絡。たいしたことなくてホッとする。本人は「やっとコーヒーが飲める!」などと喜んでいる。頑張ったから帰りにドーナツ買ってきて欲しいと言われる。事務所のすぐ近くに美味しいドーナツ屋さんがあるのだ。

    amazonから配送連絡。いくつかの仕事が雑誌に掲載されたのでまとめて買っておいたそれが届いたらしい。そんなに頻繁に掲載されるわけでもないのでちょっとした晴れ舞台感がある。

    ひとつは住宅特集という建築の専門誌で、千葉の住宅が載った。

    掲載用に構造設計者としてコメントを求められ、テキストを送った。その際に掲載のレイアウトや文字数に合わせて多少修正が入るようなことは聞いていたが、日本語としておかしなことになっており、残念。要旨が伝われば良いが。
    もう一つは京都のホテルがCasa BRUTUSに。鴨川沿いに建ち、建物は小さいがすべてのフロアを川に向けて傾けているため2~4階でも眼前に川面を感じることができる。

    仕事はこのところ毎日追われまくっており、この日も慌ただしく事務所をあとにする。駅に向かう道すがらで背中に電気が走る。ドーナツ忘れた。どうしようかと思案した結果、最寄駅の駅前にあるカヌレのお店で箱入りを奮発。

    妻の体調不良はたいしたことなかったし、雑誌掲載が複数あったし(実はもう1誌ある)、なにかこう祝祭感な夕食後のひとときでした。

    書き手

    田畠隆志

    田畠隆志

    神奈川県横浜市/47歳

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