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    希望しかなかった

    日曜~火曜の旅行記がようやく書き上がって、現在に追いつく。

    旅行から帰った翌日、数日ぶりに仕事へ。ペースは上がらないものの、色々と前に進める。仕事を終えて帰宅し、18:30に保育園へ。この日は保護者説明会である。ボーイの通う保育園で前理事長による問題が発覚してから1年くらいになるだろうか。発覚当初の説明からこれで3度目?4度目かな?の説明会。これまでは状況や経緯、改善計画についての説明というのが主だったが、理事会の体制が刷新され、新たな理事長による新体制や今後の展望についてのお話であった。同族経営で閉鎖的にも見えた旧体制は完全に消滅しつつも、元からいる保育士を理事に加えるなどして旧体制と新体制の橋渡しをし、新たな試みをたくさん実施していきたい、というような内容で、完全に希望しか無い。他の保護者さんたちも同様な様子で、これまでの説明会では批判的な意見がまさに「噴出する」といったこの説明会であったが、今回はみなさんかなり建設的である。そもそもの最初に会場に入った瞬間から予感はあって、これまでの説明会では説明する理事会とそれを聴く保護者が向かい合う形で椅子はすべて平行に整然と列を成していたが、この日は最初にお話する新理事長を囲むように円く椅子が配置されていた。

    新理事長は専任ではなく、保育園を全国に何十園も運営するような会社のゼネラルマネージャーで個人的にも副業として子どもたちが自然をベースに様々なことを体験するような団体の運営も行うような方でこれ以上はなかなか望めないと思える人選である。新理事会の面々も、概要を聴くだけでくらくらするような錚々たるお歴々で、そこに保育士が加わっているという点はかなり好印象である。

    というわけで、長きに渡った保育園の大問題はどうにか良い帰結を迎え、これからに期待、というフェイズに入った。心配事といえば、あまりにも多くのことをこなし、いつ休んでるの?という新理事長がそれをある保護者に問われ「休みがありません!笑」と答えていたその彼の体調だけである。

    写真はなにかそういう希望が見えそうな、素敵なリゾナーレ那須のブリッジ。

    書き手

    田畠隆志

    田畠隆志

    神奈川県横浜市/47歳

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