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    ピーエス

    新たな学び

    私の仕事は建築の構造設計で、つまり弊社は建築構造設計事務所である。
    客としては建築設計事務所であり、通称、意匠事務所と呼ばれる。建物の建主は個人であれ企業であれ複数回建てることのほうが少ない。なので意匠事務所はほぼ毎回新たなクライアントと仕事をすることになるし、常にクライアントを探している。その点、構造設計事務所はそういった意匠事務所がクライアントであるので顧客業となる。つまりお得意さんが存在する。

    前置きが長くなった。

    弊社最大のお得意様である建築家から10月ころに「忘年会は能登ナイトにしましょう!牡蠣を手配してもらえますか?」と言われていたのでいつもお世話になってる飛田水産に相談。半斗缶8個を手配した。

    ついでに色々話す。飛田水産も含め、七尾市の中島町あたりでは牡蠣の養殖がさかんで、「能登かき」として売っている。一方で最近「七尾かき」というのを見かけるようになったのでそれについて聞いてみたところ、七尾のまた別の地域で石崎町あたりで最近はじめたものらしい。日本各地で有名な牡蠣の産地はその地形や海流など美味しく育つ環境条件がある程度そろっている場所で行われている。対して「七尾かき」もそうらしいのだが、三倍体の牡蠣を使ったシングルシート養殖というのが各地で増えつつあり、スマート漁業などとも言われる。環境条件による制約が少なく、また三倍体は産卵しないため在来種との交雑が起こらない。比較的省スペースで養殖できる、とのこと。ちなみに飛田水産でも三倍体は準備中らしい。牡蠣の養殖も進化している。

    余談:最近のiPhoneのOSアップデートに寄るものなのか、カメラロールで「牡蠣」と検索すると牡蠣の写真がちゃんとヒットする。これいつから?私のカメラロール内にある最も古い牡蠣の写真を貼っておく。新婚旅行のポルトガルで食べたもの。これにあたって1日に寝込んだ…

    書き手

    田畠隆志

    田畠隆志

    神奈川県横浜市/47歳

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